2017年7月12日水曜日

au 新料金プラン、結局、“1980円”という数字を打ち出したかっただけ....【格安スマホ】


■ “1980”という魔法の数字......

ということで、2017夏のau 新料金プラン、ねた。

様々なメディアで、既存プランと新プランの“比較”が掲載されています。ワタクシ自身がイチイチ比較するのは面倒なので、それらをサラっと読んでみました。

結論としては、auはそもそも一部上場の株式会社なので、自ら極端にARPU を削るような真似はするわけないよなー、ということでした。株主様に怒られちゃう・w

つまり、誤魔化し系スタンド・w (cf.JoJo)

ワタクシ昨日のエントリーにて、auが新料金プランを打ち出す背景とかを書いてみましたけれど、ぶっちゃけ、格安SIMとか、ワイモバみたいなサブブランドへの“流出”を少しでも防ぐ一手段でしかありません

しかもメリットが出るユーザーは、かなり限定的....。嗚呼。

予算は200億円。その予算で、どれだけ流出を防げるか? が、大命題なわけです。

まあワタクシのようにau発表会での田中社長の囲み取材インタビュー記事を面白がって読む人とか、全体からすれば超少数派でしょう....。変態の一種かも・w

■ au自身も1980という魔法の数字が欲しかった、だけ

多数派はそうではない。でも多数派とは?

特にジブンからスマホに関する情報は取りに行かない。そんな時間もない。興味もない。二年縛りが解けて、月々の支払いが露骨に上がったら、「そろそろ次のスマホ、何にしよーかー」的な方々といいますか.....。

そんな方々でも、テレビのCFとかが目に入る。何が? 「スマホ、コミコミ月々1980円!」のキャッチコピーですわ。

ワイモバ、UQモバ、FREETEL、楽天モバ.....。キャリアのサブブランドも格安SIMブランドも、多くが、「1980円!」を連呼しつつ、ユーザーの関心を惹くことに注力しているのが現状です。

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もちろん、1980円の中身は、会社によって千差万別ですが、マジックナンバーとして「1 9 8 0」がメディアで踊り続けている、と。

フツー、「月々1980円!」という文字とか言葉が脳に入力されれば、「ゲッ、私は、月々8000円とか払っているのに、月々たったの1980円で済んぢゃうのー、なにそれ~」という反応になるはずです。フツーの脳ミソだったらね。

■ 端末欲しい場合、ワイモバと楽天モバが強いよなぁ

銭の力は普遍的です。強い。多数派でも振り返る。結果、まずは掴みはオッケー・w

結果とすれば、ユーザーとのリアル・タッチポイントが絶大に多い、ワイモバイルが圧倒的に勝利しているのが現状ですね。

だって、専売店にしろ、併売店にしろ、興味の出たユーザーは、知識ゼロの状態で、お店に出向き、スタッフから説明受ければいいだけ.....。目の前には、iPhone SE とか、各種Android のデモ機も並んでいて、実際に手にとって確かめることもできる。

ここでは、ぜひワタクシの近所のオバサンが、今年初春、家族三人でauからワイモバへとMNPして、超お得をゲットした事実をお読み頂きたく

まっ、実際問題、ワイモバとUQモバイルの端末、サービス内容、絶対的な価格の低さはヤバイので、特に「新しい端末ホシー」という方々は、真剣チェックしてみるべきでしょう。

また、「今の端末、使いまわす予定」という方々(特にiPhone 6s / 6s Plus のアナタ様へ)は、ワタクシ的には、ワタクシも愛用中の格安SIMブランド、『マイネオ』が超お勧めです。

※ 『マイネオ 紹介キャンペーン』← 絶賛、開催中! ぜひっ。

んで、です。

■ そもそも1980円で済んぢゃう人なんか最小限

auの新料金プラン、『au ピタットプラン』を利用しつつ、月々1980円が実現してしまうユーザーとはどんな人なのでしょう?

・au スマートバリュー

・12ヶ月で終了してしまうキャンペーン

このふたつが適用されねば1980円の実現化は無理っ。ふたつで約2000円分の割り引きとなります。

既にビミョー。

古い端末を使い続ける、月1GBもデータを使わない....。だったら格安系にMNPしちゃおうか.....みたいな方々の引き止めの数字が、1 9 8 0 というわけです。

「料金の見直し大賛成です。でも、この機会ですから、ぜひスマートバリューを....」。

キャリアショップでのセールストークが聞こえてきそうであります。もちろん、スマートバリュー入ったら1000円ぢゃ済まないわけで.....。嗚呼。

■ そもそもauは、ボロ儲けをヤメるつもりなどナイ

1980円(から)。

キャリアだってお安いんですよ。お安くする努力しているんですよ。快適だし、安心ですよねー。ねっ、だから出ていかないで、お願い。けど、料金は使った分だけ従量課金制にてガッチリいただくますことよ・www


てな感じですかねー。

3大キャリア、キャリアのサブブランド、そして格安SIMブランド各社。それぞれビジネスモデルの立ち位置が違う。つまり立っている土俵がそもそも違う、つまり特にキャリアが「の・ようなもの」な演出を施しても、瞬間、馬脚を表す的な......。

けど、現場で言いくるめられちゃう人も少なくないんだろーなー、的な。

ともあれ、au本体までが、魔法の数字、1 9 8 0 を乱用すると、魔法に掛かった人たちは、さらにワイモバイルの暖簾をくぐり始める.....なんつー、ことにならぬことをお祈りしちょります。



とりあえず、いぢょ!

【追記】

     ひとくちに“格安SIM”と言っても、その中身は天と地っ!




ワタクシが、NifMo → IIJmio → mineo へと至った、マイネオ、コスパ最強“10の理由”を書きました。ぜひ


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