2017年3月22日水曜日

ワイモバイルからiPhone SE!2017年3月25日発売。iPhone 6 ではない理由!【格安スマホ】


■ iPhone 6 ではなく、iPhone SEだった理由を考えてみる

ということで、Apple の新製品ローンチにあわせて、ワイモバイルからもiPhone SE取扱い開始がアナウンスされました~。

2017年3月25日発売開始、と。

ワイモバイルが扱うiPhone、次は「iPhone 6」ではないか? というワタクシの予想は大ハズレ。けど、3月中に追加されるのでは? の予想は当たり、と

孤独のグルメの五郎ちゃんのごとく、「えっ、SEできたか~」てな気分になっているワタクシめでございます・w

んで、今回のエントリーは、なぜiPhone 6 ではなく、iPhone SEだったか? が主題。脱線もきっとしますけど・w

まず、理由その一

4.7インチのモニタサイズ、及び外観のデザインは、iPhone 6 以降、最新iPhone 7まで、基本的には変わらない。3大キャリアにとっては、ある種のキラーコンテンツ。型遅れとはいっても、似たようなカタチをサブブランドには扱わせたくない......。

iPhone 6 登場以降、Appleの稼ぎ頭であるiPhoneは、iPhone 6、iPhone 6s、iPhone 7となっています。5sやSEとは立場が違う、と。

理由そのニ

そもそもiPhone 6 の再生産が可能な状態ではないのでは? というApple側の事情。三世代も似たようなカタチで作り続けているため、古い生産ラインの使い倒しがなされていると考えるべき。

理由その三

iPhone 6 / 6 Plus 世代の筐体の強度は、やっぱり不足気味であって、Appleとしては無理して再生産したくないのかも.....という理由。テストではなく、実際の様々なタイプの経年変化もAppleは体験しているわけで......。

理由その四

ワイモバイル版iPhone 5sと同じく、最新iOSでの各種動作の緩慢さを避けたいのでは? という点。知り合いも、先月ワイモバ版iPhone 5s を手に入れましたが、「やっぱり遅さを感じる」といのご意見。

5s の場合、iOS11までのアプデは(ほぼ)保証されていますが、iOS12は、きっと無理。同じような早さで、iPhone 6 の作動性も陳腐化してゆくと予想されます。

ワイモバが“二年縛り”大前提でiPhoneを売るわけでして、iPhone 6 だと、iPhone 5s同様のタイスケ感が発生してしまうのでは?

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ワイモバによるiPhone 5s の発売は、Appleにとっても、実験的な側面が大きかったと思います。それこそ、ワイモバの偉い人も「蓋を開けてみるまで分からなかった。iPhone というブランド力に改めて驚いた」と語っているほどであります。想像以上に売れて驚いた、と。この結果にAppleも驚いたと思います。

んで、相変わらず、ワイモバ版iPhone 5s は2017年年度末を迎えても、我が国ニッポンにて、売れまくっているのでした。

ワイモバイル版iPhone 5sは、ある種の事件。追従したUQモバイルのiPhone 5sも売れているのですから、尚更です。

そんな実際の事実、事件を踏まえた上での、“次は何にするか?”だったと想像できます。

■ 3大キャリア版iPhone SEと較べて、ぢぇんぢぇん安くない?!

さて、ここまで書いたらワイモバイルから、ワイモバ版iPhone SEの価格が発表されました~。

32GB 6万5,360円。頭金540円+2,700円×24ヶ月。
128GBモデル 7万8,300円。頭金540円+3,240円×24ヶ月。

高~っ。なにこれ。腰抜けた。にしても高い。

ちなみに、Apple SIMフリーの場合。

32GBモデル 4万4800円。2000円×24ヶ月。
128GBモデル 5万5,800円。2500円×24ヶ月。

おいおい........。

Appleが用意しているオリコのローンも審査は簡単だそうです。でもって、24回までの金利は現在ゼロ。

既に大きく破綻しているように見えるのですがーっ。

まあ、ワイモバイル版iPhone 5s を買った人が、iPhone SEに変えたくなった時、SIMフリーを買うと出来ないことが発生します。ただひとつ。テザリング。そのために、こんな高額なワイモバ版iPhone SEわざわざ買うの~?

んが、です。ご安心ください

通信プランと組み合わせた場合、機種変を含めて、お安い値段が設定されております。

新規・機種変の場合。-1,080円×24ヶ月。2万5920円。
MNPの場合。-1,620円×24ヶ月。3万8880円。

ホッ。悪くないぢゃん!

現在、ワイモバ版iPhone 5s は一括100円で販売中。けど、売出し当時(2016年3月)の端末価格は、月々1,780円でした。

ほとんど一年前のiPhone 5s と今回のSEは同額ですね。ほぼ。

機種変の敷居も低いかも。そもそもiOS11になって、iPhone 5s のパフォーマンスがどうなるか? いまApple内でiOS11を鋭意開発中の人たちも、まだまだ判然としないのでは? ワイモバ版iPhone 5s が2年縛りの途中で嫌になってしまった人の逃げ道もあるぞ、と。

ちなみに、です。

MNPして、ワイモバのMプランを契約しつつ(MNPで月々6GB。一回10分までの定額通話)、iPhone SE 32GB をセレクトした場合の月々の支払いは?

通信料の2年の総額を24ヶ月で割ると、約3,500円/月々。これに約1100円/月々を足せば、税込み約5,000円弱といったところでしょうか?

仮にドコモでiPhone SEを購入しつつ、月間5GBのMパックをチョイスした場合、カケホライトにもかかわらず、月額は、約8,500円。高っ。

いやいや、auもソフバンも同じ立場では? との問いには、“違う”と答えさせていただきます。

ドコモは、サブキャリアを持っていない ゆえ。

ワイモバに続き、UQモバイルも当然のようにiPhone SE扱いを始めるはず。

すると、往年の“ドコモからのポートアウト”が期待できるぢゃないですか~っ!

んで、ワイモバ版iPhone 5s は在庫尽きるまで、SEと併売してゆき、徐々にSEを値引きしていって、来年の今頃には、いつのまにかiPhone 5s は消えていて、iPhone SEのほうは、一括100円で売られているという作戦でありましょうぞ。

んー、なるへそ。

iPhone SE扱いは、ドコモ系MVNOには真似出来まい。ドコモ本体はサブブランドは作らないと公言している。となれば、これからの1年、ワイモバもUQモバイルも、若い新規ユーザーと、ドコモからのMNP組を、ごっそりいただいちゃう、と。

AppleはAppleで、特に若いユーザーが、お古のAndroidとか、中華・台湾の格安SIMフリーAndroidに流れるのは避けたいはず......。Appleも間違いなく、今回の作戦に大きく一丁噛みしていると勝手に予想。

なかなか面白い展開かも、です。

きっと今年は、ワイモバとUQモバイルが、ますます台風の目だな、と。

ただし、です。

別に、SIMフリーのiPhone SE買って、「マイネオ」と組み合わせるってのがシンプルでいいんぢゃないかなー、と思ったりも。何より安いしぃ。



とりあえず、いぢょ!

【追記】

     ひとくちに“格安SIM”と言っても、その中身は天と地っ!




ワタクシが、NifMo → IIJmio → mineo へと至った、マイネオ、コスパ最強“10の理由”を書きました。ぜひ


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