2016年1月29日金曜日

タダより高いものはない!? So-net『0 SIM(ゼロSIM)』のお得度を検証!【格安SIM】


雑誌の付録でまず登場して、(一部で)話題を撒いた、So-netの格安SIM『0 SIM』(ゼロ SIM)。

本格導入されたということで、その“中身”をワタクシなりに検証してみました~

大枠では、こういう印象。

・もう既に、格安SIMでの“低価格競争”は限界にきている。

・なので“枠”はそのままに、プラン内容で新規性をもたせた。

ってな感じでしょうか。

商品性にどう変化を持たせるのか? その工夫というか。

まず、0 SIM の最大の特徴は、500MB /月 まで“無料”ということ。

なかなかにキヤッチーではあります。

実際、mineo(マイネオ)なんかにも月 500MBプランとか存在していますし。

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ただし、パッと見は同じような感じですけど、マイネオには“低速モード”(下り 200kbps / データ使い放題)が御座いまして、結構使えちゃう“低速モード”を大前提にすると、同じ月 500MB プランでも、別物です。

ちなみに、DTI SIM なんかも、0 SIMと似た考え方だと勝手に思ったりもしています。

格安SIM各社で、結構、一般化している高速モードと低速モードの切り替え機能を、あえて無視しているのかも、という部分で。

というのも、格安SIM未体験で、それこそ3大キャリアしか使っていなかった人にとっては、高速と低速の切り替え、の概念そのものが判然としないでしょうから。


んで、0 SIMの場合、500MBを超えると、100MBごとに100円加算されていく。2GBまで、重量課金制という仕組み。

んで、2GBで、1600円ですわ。高っ

ただし、2GBから5GBまでは、定額となって、1600円のまま。

5GB以上使いたい場合は、個別チャージなので安心、と。

いかがでしょうか?

ちなみに、5GBで、1600円って、格安SIMの“ほぼ相場”なので、5GB使う人なら、高くも安くもないと言えるかもしれません。

なので、5GB = 1600円という、現時点ではギョーカイの普遍的たる“枠”内で、どうプランを組み立てるか?っていう知恵の妙というか・w

ではここで、他MVNOのプランと比較して、絶対金額的にお得と言えるのは、月々、何GBくらい使うケースなのか?

500MB。タダ。安っ!

1GB。500円。安っ!

1.1GB。600円。ビミョーだけど“やや安”。

1.2GB。700円。ビミョー中。

1.3GB。800円。ほぼアウト!

というのも、業界最安値競争している、DMM モバイルやDTI SIM なら、850円前後で、3GB!

しかも、DMM モバイルには、低速モードがあって、それは、理論的には月々、3.6GB使えるので、高速モードも含めた使用可能データ量は、月 6.6GB(理論値)となるのでした~。

んで、あと、100円出して、マイネオの3GBならば、低速モードは使い放題。さらには「フリータンク」システムによって、プラス1GB使えてしまうのが現状。

さて、もちろん、消費者に選択肢があることは良いことですよっ。

月に1GB以下しか使わないという方も大勢いらっしゃることでしょう。

ただし、先にも書いたよう、1GB超えると、100MB単位でデータ使用量を管理しないと、お得は一気に吹っ飛ぶわけです....。

ワタクシには到底できないっす.....。

リテラシーが高くて、あえて0 SIM をチョイスする方もいらっしゃるでしょうけれど、そういう人たちは、So-net にとっては儲からない方々。

企業としては、儲けたいのは当たり前。

あと、ギャラ高い有名タレント使ったり、地上波のCFを流す予算もない......。

となれば、キャッチーな商品性が何よりも必要でしょう。

まずは集客!

んで、5GB = 1600円っていうのは、基本的に相場なんだから、「まっ、いいか」という事で居残ってくれるユーザーがじわじわ増えれば御の字という感じなのかなー、と。

DTI SIM も考え方は似ていると勝手に思っています。

DTI SIMは、現在も“半年間無料”てなキャンペーンやっています。限定5000名様だそうです。

でもこれって、ワタクシ的には、ず~っとやるのでは? と予想しているところ。

テレビで流れている健康食品とか、化粧品の王道ぢゃないですか、これって。

まずは、サンプル、お試し無料。限定◯◯名様。

ずーっと、やってる・w

“残る人”の割合って、結構、データで出ているんぢゃないかな? と思いますね。

コモディティ化が進行してくると、そういうやり方が、ますますアリになってくるんぢゃないですかね......。

ようするに、表面的な“安さ”を演出する、ふたつのパターンって次第。

勉強になります・w

ワタクシとしましては、経験の浅い人こそ、格安SIMならではの“フル・サービス”を、まずはご体験いただきたく。

IIJmio も良いですが、現状だと、mineo(マイネオ)、超オススメどす!



とりあえず、いぢょ!

【追記 2016年4月9日】     ひとくちに格安SIMと言っても、その中身は天と地なのですっ!

ワタクシが、NifMo → IIJmio → mineo へと至った、マイネオのコスパ最強“10の理由”を書きました。ぜひぜひ

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