2015年6月11日木曜日

使用一週間!『Google Photos(Google フォト)』はやっぱり凄っ! Dropbox等と比較!


『Google I/O 2015』初日にローンチされた、新・『Google Photos(Google フォト)』

ワタクシのNexus 5には、ずっと以前から、“風車のアイコン”は入っていて、「デザインは良いけど、使わないよなー」っと思っておりました。

が、です。

新たに、「高画質」モード(1600万ピクセル以下)の場合、無限に写真をアップロード可能となりました。

無限。無制限。しかも、ダーター(無料)

ありえへん.........。

相変わらず、Google 、ヤバイ事、たまにやってくれます。

しかも、Android用だけでなく、iOS用アプリも同時ローンチ。

ということでワタクシ、Nexus 5、Xperia Z3 Compact SO-02G 改Ver.2、2台のiPhone 5s、さらにiPad mini の中に入っている画像・写真を、一気、『Google Photos』にアップロードしてみましたっ!

これだけでもアップロードには時間掛かったんで、PCの中に入っている写真等は、まだアップロードしておりません。

で、『Google Photos』、一週間以上使ってみた印象をば

スマホやタブレットという特性の異なる端末にあわせてUIもソートーに作り込んであって、素晴らしい。ベータ臭がほとんどナイところが凄い。

Ad.


第一に、“管理”面が秀逸。ピンチイン・ピンチアウトで、アルバムの時間軸が一気変化する。写真のサムネルが小さくなっても、とっても見やすいのも良い。

写真の圧縮の技術といい、Carousel by Dropbox を軽く凌駕しています。

写真管理の決定版でしょう

さらに、“検索”機能も凄い。場所や物といった具合に勝手にカテゴライズしてくれちゃっていて、たとえば、“クルマ”っていう項目が私の場合生成されていたので、中を覗いてみたら、BMWのウィンカーのアップみたいな“局部”写真までしっかり、クルマとして認識しているのでした。

Google のAI は既に、ヤバイ領域に入っちゃっている.....。

『Google I/O』のプレゼンテーションでは、赤ちゃんの時代からの子供の写真を、ずーっと“同一人物”として認識して、ズラリと並べる........とかやっていました。もちろんGoogle Photos の機能としてです。

ヤバイ♡

じゃあ、Google Drive とか、Dropbox とかいった、いわゆる“クラウドストレージ・サービス”が必要無くなってしまうのか?

それはNoです

クラウド・ストレージサービスに入れるのは写真や動画に限りません。

また、Dropbox の場合だと、PCと同期させていると、いちいちクラウドからPCのハードディスクにブツをダウンロードして格納してくれます。

写真等を管理・加工する等の場合、Dropbox を使ったほうがハンドリングは良い。Picasaとの連動も便利。

一方、『Google Photos』をPCで利用する場合は、ブラウザ経由で画像を閲覧する。スマホやタブレットのように、写真サムネルのサイズ変更が自由自在ではない.......。

写真を加工したい場合は、いちいち“本ちゃん”をクラウドからダウンロードする必要あり。

最近撮影した写真を、ある程度の枚数まとめて加工するような場合、DropboxとPicasa 等を連動させたほうが便利。

ただし、昔、撮影してジブンでも忘れていたような写真を、「おっ」という感じで再発見できる喜びは、明らかに『Google Photos』が勝る。

ので、とにかく天変地異、何が起こるか分からないわけでして、理屈抜きに『Google Photos』へと、ジブンの写真をアップロードしておくがいいさ、といった印象でございます

ちなみに、ワタクシの所有するPCのうちの1台、ASUS『Eeebook X205TA』のDropbox との自動同期は、停止させました。写真の確認だけなら、『Google Photos』で用が足りてしまうからです。

ますます、Chrome Book 化が進む、ワタクシのX205TA........。

まっ、今回の『Google Photos』デビューにて、ヤバイのは、iCroud とか、Flickrなのかな、と思ったりしますけど、いかがでしょうか。

ただし、です。

タダより高いものはない

日本には、そんな格言がございます。

Google は膨大な写真をただ預かるだけでなく、独自のAIを駆使して、すべて思いっきり細分化・再定義しているのは間違いなし。

もちろんプライバシーを守るのは当たり前。

けど、Google は、明らかにアカウントごとに、個人の“人物像”の詳細をデータ化しているはず。

Googleのサーバの中には、もうひとりのアナタ自身が形作られていると考えたほうが良い

Chrome の閲覧履歴、Google Fit の活動履歴、Google Maps での移動履歴........。もちろん、アナタの住所なんて、とっくの昔に、Google は知っている。もちろん職場も職制も知っている。Gmail 使っていれば、Amazonで何買ったかも知っている。

Google のサーバの中には、もうひとりのアナタ、すなわちアンドロイドが既に存在していて、今回の『Google Photos』では、さらに詳細に人物像が肉付けされることでしょう。

だから、タダなのよ、きっと♡

今回の『Google I/O』で発表された目玉のうちのひとつが、Android Mに搭載される『Now on Tap』。

ユーザーのニーズを先取りして答えるためには、何より、Google がユーザーの人物像を詳細に知り得ていないと不可能。

メールに書いてあった地名が分からない。ホームボタンを押す。すると、ホームボタンを押しただけなのに、地名に関する回答が寄せられる.......。

この場合、Googleは、『きっと、コイツ、この地名のこと知りたいんだろーなー』と判断しているわけです。ユーザーの知能指数とかも数値化しているかも♡

AI.......。

『Google I/O 2015』のプレゼンテーションは見たほうが良いですよ。WWDC 2015 は見なくてもいいから♡

もちろん、それやれば、Google の現在の収入源である、広告のマッチングもさらに高まるっていう次第。Google がその先、何考えているかは、知りませんけど。

まっ、独自通貨の流通だと思いますけどー♡

ということで、『Google Photos』は、すっげー、便利ということで。

とりあえず、いぢょ!



▶ Go to BEYOND THE MOTOR's TOP




0 件のコメント:

コメントを投稿