2014年9月29日月曜日

【比較】 やっぱり『iPhone 5s』 こそが鉄板である理由っ! “ホーム画面” 編っ!


やっぱり新製品は魅力的。引力は凄い。

なのでここで“脳内設定”をチト変えてみましょう.......

iPhone 5s は古いモデルではなく、iPhone 6 / 6 Plus と同時に発売されたニューモデルなのだ、と。

もちろん思考実験のための“設定”ですよ。

iPhone 5sに搭載されるプロセッサーはA8で、液晶の質やカメラの性能もiPhone 6と同等としてもいいかもしれません。

繰り返しますが“脳内設定”ですよ・笑

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でもって、iPhone 5s、iPhone 6、iPhone 6 Plusのうち、たった一台選べと問われたらアナタは果たしてどれを選ぶか? みたいな感じかナ。

冒頭の写真を見るまでもなく、モニタの面積は3機種で明確に違う。



ただし、アイコンのサイズは3機種ですべて同じ。アイコンの下のフォントサイズも同じ。

iPhone 5s のアイコンがたったの4インチしかない画面の中にギューギューに詰め込まれていることが分かります。というか4インチの世界でギリギリを狙っていることが分かります。

4.7インチモニタのiPhone 6になると、アイコンの周囲には余白が生まれ、またアイコンの列も縦に、もう一行、増えています。

アイコンの配置できる個数は、iPhone 6とiPhone 6 Plus は同一です。

確かにアイコンを4個増やすことは出来た。

けれど、それがどれだけのメリットなのでしょう?

スワイプすればいい。アイコンをフォルダ化すれば良い。

しかもiPhone 6 / 6Plus では片手持ちでは、モニタ上部にあるアイコンにリーチできないので、Touch ID をダブルタップすることで、画面全体が下方向にスライドするというUIが新採用された、と。

今回の趣旨は、あくまでもiPhone同士での比較なのですが、ここでAndroid端末の『Nexus 5』のホーム画面と見比べてみましょう。

ちなみにAndroid 4.xは、Galaxy Nexusの4.7インチモニタからスタートしています。これ結構、大事。



ぢゃん。

あくまでもワタクシのNexus 5のレイアウトではあります。

Androidの場合ですと、アイコンの配置場所はグリッド内であれば自由自在です。

iPhoneのように左上からツメツメで並べてゆく必要はナイ。

なので、片手持ちで親指がリーチしにくいような場所に、わざわざアイコンを配置しなければいいだけなのです。それだけ・笑

時計のウィジェットも文字が大きくて視認性はバツグンですね!

まあiPhoneの場合は、スリープ状態からパワーボタンを押すと、ロック画面では大きくデジタル時計が表示されるので、それはそれで用は足りるのですがぁ。


ここで再びスリーショット。

アイコンの表示個数の差は、たったの4個。少ないと言ってもiPhone 5sなら1画面で20個も表示しているのですから十分ではございませんこと?

しかもiPhone 5sは極めてコンパクトなので、片手持ちでもモニタ全体を親指でリーチ可能。

わざわざTouch ID をダブルタップするなんていう必要はナイのです(そのUIはiPhone 5sには対応してませんが、そもそも・笑)。

ちなみにiPadも同様のアイコン配置ルールですが、iPadの片手持ち操作性にこだわる人はいないわけで・笑、そもそも両手で操作するシロモノだからそんなんでも良いのです。

そういう面で、スマホであるiPhoneと、タブレットであるiPadは別物なのであります。為念。

そもそもiPhone は3.5インチモニタからスタートしている

特に筐体の幅に関しては、約60ミリとして、創業社長たるJobsさんが、強烈に拘ったサイズだと予想します。

もちろん様々にサイズが異なるモックを用意し、その重さなんかもグラム単位で変えつつ、いろいろとテストしたのは間違いないでしょう。

ここでJobsさんの服装を思い出してみましょう。

そう、ジーンズ。それとイッセイミヤケがJobsさんのためにデザインしたテロんとしたタートルネックの長袖カットソー。付け加えれば、ジーンズはリーバイス、スニーカーはニューバランスです。

あと、腕時計もしていません・笑

ぢゃあ、この服装でどこにiPhone入れるのよ?

Jobsさんがショルダーバックを身につけたり、ワンショルのトートを肩から下げているのってイメージできないのですがぁ.......。

明らかに手ぶら大好き人間でしょー。

なので、iPhone の定位置は当然、ジーンズの前ポケットでしょ。

誰がどう観てもJobsさんはエゴイストなんだし、スタイルに徹底的にこだわっていたのは明白。

ジーンズの前ポッケに入れた状態で、歩いたり、座ったりしても、できるだけ違和感のないサイズや重さを追求したと考えていいでしょう。

女子は鞄に入れるとか、きっと、ぢぇんぢぇん考えていない・笑

それがまさに「マーケットアウト」。良い意味での押し付け・笑

でもって、それがApple、イコール、Steve Jobs。

それでいいのだ・笑

で、そのサイズ設定の中にギンギンに機能を詰め込んでゆく、と。

でもって、ワタクシ的には、現状では4.7インチと5.5インチの画面サイズを本質的には活かせていないと感じていて、それはホーム画面にこそ、よく現れていると思うわけです。

4インチのコップに入っていた林檎ジュースを水で薄めただけ、的な.......。

んで、ここでの懸念は、果たしてこれまで培ってきた4インチのリソースをどうするのか?ということ。

4.7インチ以上を大前提として、UIを最適化してゆくのが、iOS9、iOS10の道標だとすれば、Jobsさんがこだわり抜いてきた幅=約60ミリの筐体との齟齬が拡大してゆくのは必至。

またそのiOSの進化の方向性は、Android 4.xに遅れること3年、ともなるわけです。

最近のiOSが、Androidのオイシイところだけをパクパクパックンチョしているのは間違いなく、最先端ハイレゾ液晶にもiPhone 6 でさえ、対応できていないところを鑑みれば、ムムムのム。

iPhone 6 の液晶のスペックに関しては、間違いなく、4インチ時代の、アプリを筆頭とするリソースの使い回しというか、スムーズな流用を考慮したもの、と。

でも4インチでのFHDって、技術的に当面、無理っぽいのでありまして、そのハードウェアのテクノロジー面が要因となって、Jobsが愛し拘った4インチの世界を捨て去る可能性は無きにしもあらず。

 「やっぱり『iPhone 5s』 こそが鉄板である理由っ! “ホーム画面” 編っ!」

とりあえず、いぢょ!

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