2014年7月14日月曜日

Android Wear 『LG G Watch』 購入から1週間!その印象をご報告!【レビュー】


早いもので、Android Wear 『LG G Watch』が手元に届いて1週間!

簡単に、その印象というか、“印象の変化”をお届けいたします。

届いたのは、2014年7月7日の午前中。来るのは分かっていたので、待ってて、速攻でアクティベート。腕にハメて、すぐに外出しちゃいました(本誌関連記事は、こちら)。

その日の印象は正直言うと、「ビミョー」でした。ヤフオクで売りさばく事も想定していたほど.....。

けど、今から振り返ると、そのビミョーな印象にはふたつの理由があります。

まずは、ジブン自身が使いこなせていなかったこと・笑

次に、イケてる対応アプリがほとんど無いように見えたこと

冒頭の写真のように、「Google Play Music(All Access)」はハナから対応はしてました。

もちろん「G mail」もハナから対応していたわけですけれど、『LG G Watch』相手に、音声にて文字入力しつつ「返信」した瞬間、“ヤフオクで売る”的な発想は吹っ飛びましたっけ・笑(本誌関連記事は、こちら)

そしてその後、Google謹製アプリでは、「Google Keep」、そして「Google カメラ」がAndroid Wearに対応しました。

個人的には「Google Keep」は、スマホでも、PCのChromeエクステンションでも愛用中でしたから、マジで嬉しかったです(本誌関連記事は、こちら)。

「Google カメラ」は、Android Wearを“リモート・シャッター”にしてしまう新機能を追加(本誌関連記事は、こちら)。

またサードパーティ製対応アプリのほうも、ここ1週間で続々とGoogle Play Storeに登場

SDKは2014年3月の段階で発表されていたものの、何しろ端末が開発者の手元に渡ったのは、2014年6月26日の『Google I/O 14』の“おみやげ”が最初のはず。

端末に実装してみて、動作確認をして.......てのは当たり前ですから、ここ数日で“対応アプリ”が続々と登場してきたのも必然かと。

現在、ワタクシが利用しているサードパーティ製アプリは、ホーム画面を右スワイプすることで、一発で、各種アプリにリーチすることができる「Wear mini Launcher」、そしてスマホ用のウィジェットを『LG G Watch』で表示可能となる「Wearable Widgets」

特に後者に関しては、アプリの『某アレ』・笑が、Android Wearに対応してくれたら、ますますスマホを取り出すケースが減るはず.......と思っていただけに、目から鱗の“ウィジェットを利用しちゃう機能”だったのでした。

Ad.


などということで、現状でも相当なレベルでの使い勝手を実現している『LG G Watch』なのであります。

マジで、もう手放せません

で、ここまでスマホ(ワタクシの場合は、Nexus 5)と腕時計型のガジェット(ワタクシの場合は、LG G Watch)が高度に連携しあってしまうと、もうひとつ所有しているiPhone 5sの出る幕がほとんどナイ.......。

ただし、これは逆も言えるのです。iPhoneと、近々出ると予想されている『iWatch』が高度に連携しあってしまうと、Appleのエコシステムの中に、Androidが入り込む余地が少なくなる、と。

腕時計型デバイスって、相当、強力なアイテムなのだ......と最近は思っています(これは想像以上でした)。

ただし、『iWach』に関しては、ワタクシは懸念を持っています。

まず、“安い設定”はしてこないだろうこと。税込み、かつ海外からの送料込みで、定価22,900円を実現している『LG G Watch』みたいな世界とは、別世界になると思います。

まあ、SIMフリーiPhone並みか、それ以上なんぢゃないでしょうか......。

となれば、誰しも「高っ」となるわけでして、その価格を納得させるための“多機能”がてんこ盛りになると予想されます。

センサーもあれもこれもとブッ込み、メカニカルホタンだらけ、かつ防水防塵、スタンドアローンでも相当に機能するようデザインされる.......。

すると、間違いなく重くなる。デカくなる。

あと、『iWatch』専用アプリみたいになるのでは?と予想。だって、アプリ販売でまた儲かるがゆえ。

Android Wearのほうは、基本的には、現行のスマホ用アプリが、Android Wearに対応することによって、自動的に『LG G Watch』に機能が反映されるようになっています。

もちろんハナから課金、あるいはアプリ内課金も可能なのですが、積極的にアプリで儲ける系ではない印象です。特にGoogleそのものが......。

一方、Appleは“商機”は逃さないDNA、と・笑

で、『LG G Watch』に日々触れていて感じるのは、引き算の美学なんす。

余計な機能を極力付けないようデザインされている。

Bluetooth 4.0 
LEで、常にスマホと連動している事を大前提として、あれもこれもと詰め込まないどころか、可能な限り機能を削る努力をしている。

たとえば、『LG G Watch』にはスピーカーがない。デジタル時計でアラームで音が鳴らないのなんて昭和の時代からナイ、ですよね。

フツーだったら付けよう、というオハナシになりがち.....。

なので“あ・え・て”付けないという判断をしている、はず。

バイブで十分でしょ、と。

一方で、音声入力のためのマイクは付いている、と。従来的なデジタル時計でマイクが付いているものなんぞはナイ。

ともあれ、『iWatch』に関しては、大きな利幅が取れる新カテゴリーの商品に仕立てたいのは間違いないところでしょう。Appleといえども、PCやタブレットでは、そんなに大きな利幅は取れないがゆえ。

製品売って利益を得ているメーカーなのだから、当然と言えば当然。

でも結果、高すぎて、デカすぎて、重すぎて、なんてことになるとコケるのでは? と思ったりするわけです。

もちろんこの予想は大ハズレになることを期待しているのですけれど、ハードウェア売って利益を出すメーカーの従来的な発想から製品コンセプトをスタートさせると、失敗しちゃうんぢゃないかなー、とか思っちゃうのであります。

ここで気になったので、ドコモで売っている「Samsung Gear 2」の価格を調べてみました。

パッと見た目は、Android Wearで動いている『Samsung Gear Live』とほとんど同じです。

で、『Gear 2』は、36,072円(税込み)ですわ......。

一方、『Samsung Gear Live』は、22,000円(税込み)。

『LG G Watch』の価格帯に合わせて来たんだと思いますけれど、『Gear 2』との価格差はデカ過ぎですよねー。フツー、どっち買いますぅ?

Appleは真似できないし、真似する気もないだろうしぃ。逆にウゲってくらい高い価格設定を狙っているはず.......。

あと、Android Wearは、LG,Samsung、Motorolaだけでなく、ASUSやHTCも出すって言ってます。

要するに、Nexus作っているメーカーは、すべて腕時計も出してくる、と。

ソニーとか「Samat Watch」とか作っているからって、モジモジしていると、まーた遅れちゃうんぢゃないかなー。

で、ここまで書いて思ったのですけれど、『LG G Watch』にしろ、『Samsung Gear Live』にしろ、現状ではGoogle Play Sroreでしか売っていない.......。

Googleがメーカーにインセンティヴ支払っている可能性さえありますよね?

つまり、Appleの超絶・真逆のビジネスやっているかもヨってこと。

とりあえず、いぢょ!



▶ Go to BEYOND THE MOTOR's TOP




1 件のコメント:

  1. 透明ケースを探していたところ、この宇宙のようなデザインが気に入り、購入しました。
    レビューを見ていると、ケースに傷がつきやすいとのことだったのですが、なるほど、です。
    ケースを装着するときに擦れて傷が少しついてしまいました。
    ですが、私は機種変更をして、新しいアイフォン本体の色を楽しむためにクリアケースにしており、そのうちに別のカバーを付けるつもりのつなぎで購入したのでちょこっとの傷はへっちゃらです。
    評価は細かい傷などすごく気になる!な方にはおすすめできない。デザインは素敵。ということをふまえて★4にしました。
    http://www.brandiphonecover.com/

    http://www.ck-ecomm.sk/files/iphonecases07.html

    返信削除