2014年7月1日火曜日

『イオンのスマホ』第二弾がヤバすぎ! 端末代込みで月々1980円(税別)っ!


いやー、攻めるな~イオン、関心させられました。

ななんと『イオンのスマホ』の第二弾は、端末代込みでありつつ、月々わずか1,980円(税別)だそうです。

なんぢゃそれ! って感じです。

まず『イオンのスマホ』第一弾を振り返ってみます。

『Nexus 4』と、日本通信(b-mobile)『スマホ電話SIMフリーData』との組み合わせでした。

そのどちらも、イオンがわざわざプロデュースした製品ではありませんでした。有るものを組み合わせただけ、とも言えます。

特に『Nexus 4』に関しては、LGジャパンとしても困っていたのだと思います。日本の技適を通して、日本人向けに説明書とか新たに印刷しつつ、しかもFomaプラスエリアにまでしっかり対応させたモデルでした。

プログラムだけでなく、アンテナとかもわざわざ日本仕様にしていたはず......。

ただし、3G専用端末でありつつ、日本仕様のお値段は5万円弱。その直後に『Nexus 5』が約4万円で出ちゃったのですから、日本仕様の『Nexus 4』が売れたわけがナイ、と個人的には考えます。

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で、イオンのスマホとして用意された『Nexus 4』は8000台

日本国中の在庫を集めたらその程度にはなるのでしょうか.......。

でも、製品原価で200ドルとしたら、少なく見積もっても1億6000万円分........。仮に300ドルだとしたら、2億4000万円分......。

これはデカイ......。LGのモバイル部門、赤字体質だそうですしぃ。

が、『イオンのスマホ』と銘打ってイオンチャンネルで発売開始したら、わずか1か月で、その8000台は売り切れてしまった、と。

で、イオンとしても、イオンのショッピングモールを訪れる女性なんかが買ってくれたらナ~と思っていた風情があります。

けれど、蓋を開けてみてビツクシ。

リタイヤ組、あるいは年金組といった、かなり高齢の男性が飛びついた模様です。

月額2,980円というのがブッ刺さったみたい。もちろんこれ端末の分割代込みのお値段。

あと、高齢者の場合、テレビをよくご覧になっているから、イオンの政治力を使って、テレビのニュースとかワイドショーとかで、『イオンのスマホ』を露出させて、結果、そういう比較的ご高齢なるオヂさんたちが“認知”することが可能となり、店頭にわざわざ足をお運びになったご様子........。

キーワードは、端末代込みで月々3,000円ポッキリ、というところ。

もうひとつは、身近なリアル店舗で、リアル店員さんと会話した上で、商品が手に入るところかな、と。

結果として、従来的なアプローチではリーチできなかった客層を開拓することができ、かつ、日本のスマホ普及率はまだ半分くらいで、残る半分はガラケーなのであって、もしかしたら、まだ日本には黄金が大量に眠っているのかも.......と広~く予感させたところがスゴイわけなのです。

まず赤字予備軍の在庫の山が一気に無くなった、LGが、「ムムム」となったのは間違いなし。

LGは、ドコモ、au、ソフトバンクすべてのキャリアに長らく端末を供給し続けている。

日本の通信環境のこともよくご存知......。

日本以外では、広く普及しているミドルレンジの端末、具体的には300ドル前後の価格設定であれば、特にドコモ系MVNO用SIMに特化した端末をLGが作るのは造作も無いこと、と。

まあそれが秋に投入される日本仕様の『LG G2 mini』なのですが、この件に関しては、また後日。

で、『イオンのスマホ』第二弾のオハナシに戻れば、第一弾でブッ刺さった“端末代込みで月々2,980円”っての、フツーは維持しようとするではないですか?

けれど、違う。

ななんと、1,980円っ!

攻める。スゴイ。商人。よっ、岡田屋!

今回組み合わされるSIMは『BIGLOBE LTE・3G 音声通話スタートプラン』。これが月々、1350円。

これに関して言えば、最新の相場ですかね。

で、ポイントは端末ですね。

『FXC-5A』。メーカーは、geanee mobile

知らねー・笑 ← 大変、ごめんなさい。

日本のメーカーなのですね。でももちろん設計とか製造は中国、と。

で、お値段、16,329円、ですと~。

これを24回の分割にすれば、月々、630円

つまり、月額は、端末代も含めてトータル、1980円/月となるわけです。

スゲー・笑

一応5インチモニタ。4GBのメモリって?ってな感じ。でも、一応クアッドコア。通信は3Gのみ。

で、ここでのポイントは、フツーにAndroid4.4が搭載されているってところ。

これがAndroid 4.4 KitKatの真骨頂

ロースペックのモデルでも、抑えるところ抑えておけば最新Androidが走るって寸法。Motorolaの『Moto E』なんかも同じ構図です。

それに対して、ハイエンドでありながら、2013年夏モデルのほとんどがAndroid 4.4へとアップデートできない何処かの国の端末たち.......。

『BIGLOBE スマホ』第一弾は、AQUOS PHONEですけれど、これは2013年夏モデルのドコモ『AQUOS PHONE ZETA SH-06E』がベースなので、搭載OSはAndroid 4.2。きっとSH-06E同様、Android 4.4へのアップデートは不可でしょう.......。

イオンがどういう経緯で、geaneeと取引きすることを決めたのか?

イオンの担当者にソートーな切れ者がいるのでしょうか.......。

フツーだと、LGとかシャープとかの手堅いところで、300ドルくらいの端末で何とか......みたいな発想になると思うのですが.......。一気呵成に150ドルスマホ、と


スゲー、感動しました。

そのうちイオンに寄って、『FXC-5A』に触ってみようっ、と。

なんか加速度をつけてジョーシキが変化しているみたいで、ワタクシ、とっても嬉しいでっす。

とりあえず、いぢょ!

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