2014年1月11日土曜日

ドコモの純増数が279,100件で1位っ! 2013年12月分の結果に驚いた!


いやー、ビツクシ。2013年12月分の携帯端末・PHSの契約者数が発表されました。

ドコモが約2年ぶり、『純増数』で1位を獲得です!

その数、279,100件。

まさか12月分で、こんなブッチギリの数字を叩き出すとは.......。恐るべしドコモ。

ちなみに2位はソフトバンクで、224,300件。3位がauで222,600件、でした。

つまり、“純増ナンバー1”を長らく我が物としていたソフトバンクは陥落。

でぇ、数字をよく見てみると、3位のauの差はわずか.........2,700件。下手すると、1位転落どころか、一転ビリになっていた可能性さえありますねぇ。

ある程度、予想はしていましたが、今ワタクシの手元にイーモバイル版『Nexus 5』があるのも、こんな12月の販売状況と密接に関連しているのだと思われます・笑

注:イーモバイル版『Nexus 5』(EM01L)の場合、イーモバイルはソフトバンクの回線を使用するMVNO業者扱いとなり、イーモバで契約しても、統計的にはソフトバンクの契約(通信モジュール)として計上されているはずです。

ここで、チト過去を振り返ってみます。

2013年の後半の数字の推移です。

7月はドコモの純増は、17万件以上もあります。夏商戦、あの“ツートップ”の結果でしょう。ただし、11万件もMNPでポートアウトされちゃってます。

で、やっぱり8月は各社そこそこの数字に落ちるのですね。ただし、auとSBMは「iPhone 5」を投げ売りしつつ、そこそこの純増とMNP流入をキープしていた、と。

で、9月、そう『iPhone 5s/5c』発売。iPhone祭りの始まりです!

けど、やっぱりドコモには「iPhone 5」も含めてタマが少なかったわけですね。9月なんか純増どころか、7万件弱もマイナスですから......。ただし、9月とか10月に動いた人達って全体とすれば、かなり“早い”ほうなわけで、きっと今回の12月分の人たちとは、“層”が違うのだと勝手に予想。

『iPhone 5s』で「ゴールドの32GB」とか、待たないで選べるようになったのは、11月の中旬くらいからだったと思いますし。

で、ドコモのMNP流失のほうも12月分はマイナス51,000件で、明確に減り続けている。

ちなみに純増とMNPは“表層”の数字でございまして、ドコモのLTE新規契約者数は、ななんと、976,500件です。12月の1ヶ月で、ですよ!

ドコモが捌いている『iPhone 5s/5c』の数は、Appleも高笑いが止まらないほどのスゲー台数になっていると予想されます。仮に7割がiPhoneだったとして、70万台! で、日本のiPhoneの利益率は約5割とされていますから..........1台約4万円がAppleの取り分だとして.......2,800億円! もちろんこれにauとSBM分の台数も加算されるわけですから、1ヶ月で4,000億円くらい、日本だけで稼いだってこと?

ここで計算が心配になってきたので・笑、Appleの年間売上を調べてみると、10兆円以上あるみたい.....。なのできっと、ほぼこの線で、間違っていないと思われます・笑

で、こういう状況の中、かなりのヤバ感が漂いつつあるのがソフトバンク。

純増、224,300件と、結構悪くない数字ですが、ここから約4万台の通信モジュール引くと、18万件くらいになってしまう。

しかもドコモからのMNP流入は、そのほとんどをauに持って行かれてしまっている。確かにauもポートイン分を引くとソフトバンクの18万件と大差ない数字にはなってしまうのですが、契約の中身のほうが、auのほうが圧倒的に“実り”があるぞ、と。

で、ドコモが12月にグンと伸びたのは、若年層の新規もあるでしょうけど、やはり地方、しかもガラケーとの2台持ちみたいなパターンが多いのでは?と勝手に予想したりします。ドコモ力+iPhoneブランドで、今まで腰の重かったガラケー層を動かすことができたのかもしれませんね。

とにかく巻き返しを図りたいのはソフトバンク。年度末に向かってどう動くのか? 注目ですね。凄~いキャッシュバックが出てきそうな予感.......。イーモバ版『Nexus 5』(EM01L)の美味しい案件もきっと期待できるんぢゃないかな~。

とりあえず、いぢょ。

▶ Go to BEYOND THE MOTOR's TOP




0 件のコメント:

コメントを投稿