2013年10月29日火曜日

個人的に「au WiMAX」 の印象が悪かったわけ


ということで、一昨日から「UQ WiMAX」のWi-Fi モバイル・ルーターを試しています。

いろんな場所、時間帯でスピードテストを敢行していますが、すっごく興味深いです。

特に「なるほどー」と思ったのは、電波の指向性の強さ

直進性とも言えるでしょうか。

昨今、auのプラチナLTE、800MHz帯の宣伝もあって、電波の迂回するチカラとか、壁とか突き抜けてゆくチカラなどに差があるのはもうお馴染みのことでしょう。

いやいや、それら認知度、ソフトバンクが“900MHzの3G版”で宣伝しまくってくれたお陰でしょうか。SMAPフル投入にて.....。

じつはアメリカなどではプラチナではなく、“Golden Band”と呼称されるそうです。そこをあえて“プラチナ”というネーミングを付けてイメージアップを図ったのがソフトバンク。auの田中社長なんかは、プラチナなんていう表現使いたくない.....とまで言っていた時もあったっけ・笑。

でも、auはいただいちやった、と。ぱっくんちょ・笑。

で、昨日のKDDIの業績発表などを眺めますれば、LTEシフトによってauは過去最高の利益をゲット。iPhone5s発売以降も、ドコモからもソフトバンクからもMNPのポートイン入れ食い状態。

ここでワタクシ、珍しくソフトバンクの肩をもてば、最新のスピードテストでは決してauに見劣りしない接続率とダウンロードスピードを実現している模様なのでございます。2.1GHzと1.7GHzの「ダブル倍速LTE」は絶対に効いているし、社長自らの公言通り、“つながりやすさの努力”をした結果だと思います。

とはいえ現状では“プラチナのLTE”ではない.....。ので宣伝には使えない.....。

また、特に関東地区の「ダブル倍速LTE化」がiPhone5s/5c発売とほぼ同時とギリギリだったために、一部のヲタ層以外は、ソフトバンクの通信環境の現状をあまり知らないみたい。やはり宣伝と多数派の認知のタイムラグは埋め難く存在しているのでしょう。

で、結果からすれば「auがプラチナの良いイメージを全部もってっちった」......みたいな雰囲気。

孫社長はめちゃくちゃ悔しがっていると思うなぁ。

とはいえ「iPhone 5s/5c」にしろ、最新Androidにしろ、既にその中身には来春サービスイン予定の「900MHz帯LTE」のアンテナをソフトバンクは注入済み、なのです。

ぜひ「半沢直樹」助演女優の上戸様と御一緒に、孫社長には「倍返しだ!」を叫んでいただきたいものであります・笑

ということで話は「WiMAX Wi-Fi ルーター」に戻ります・笑。

2.5GHz帯なのです。

高周波もいいとこ。ぶっちゃけ障害物には弱い。これ、物理法則です。

老人性難聴が、高い音、高周波の音から聞こえにくくなる原理と同じですね。硬化した鼓膜が音を弾いちゃう....。

で、個人的に「WiMAX」の印象がチト悪かったのは、知り合いで昨年夏「HTC J」を購入した人がいて、その人と一緒に移動したり、食事したりした時の、特にパケ詰まりに近い、“遅さ”を度々、間際から目撃したからなのでした。

auの昨年夏のトップモデルは、まだ「3Gモデル」だった.....という光陰矢のごとしな事実にもクラクラしちゃいますが。

で、今回の「Try WiMAX」でいろいろと実験して分かったのは........

おしなべてしっかりと基地局は整備されている、ということです。東京のプチ田舎に関してですが・笑

ただし、2.5GHzのデムパの場合、基地局の場所と端末の位置関係の微妙な差で、ダウンロードスピードにかなりの差が発生してしまうケースが多いのでした。

でも、ユーザーが「2.5GHz帯のデムパの特性」をある程度、理解していると、ちょっとしたユーザー側の配慮で受信状況はかなり改善される.....ともなります。


最初の印象が悪かったのは、電波の特性がてーんで理解できていなかったからジブン、と言えるかもしれません。

なにせ「WiMAX」はあと2年は帯域制限を設けないみたいですし、「WiMAX 2+」の運用も開始されます。アリ、でしょう。

あともうちょっとテストしてリポートしま~す。

いぢょ。

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