2013年8月2日金曜日

「Moto X 正式発表っす」


アメリカでは2年縛りで199ドル(16GB)です。「Moto X」。

この価格設定、彼の地のiPhone5とまったく同じでやんすね。

で、いろいろ資料とかムービーとか眺めてみた印象は、「まんまGoogleギモ」ってことですな。

ぶっちゃけ、これGoogleそのもの。きっと・笑。

SoCがデュアルコアだったりするんで、なんかあんまし話題になっていない雰囲気ですけど、完璧なるiPhoneキラーとしての出自ですね。

同時にハイスペック志向で端末価格を躊躇なく高騰させてゆくAndroid端末メーカー達に対する強烈なアンチテーゼともなっちょります。

ちなみにiPhoneとの価格面での比較で言えば、キャリア通しの場合は“表面的には同じ”。けれど、確かAppleはアメリカで白ロムを正規で売っていると思うけど、平気で500ドル以上の設定だった思う。なにしろAppleの収益を支えているのはiPhoneの利幅なのであって、Appleはキャリアに対して、“ほとんど定価”みたいな超強気の価格で納入していると予想。

一方、「Moto X」の場合は、キャリアというか販売の現場でソートー有利な価格設定というか、販促が可能になると予想したりします。つまりキャリアに対する納入価格はiPhoneより大幅に安いはず。

あと手前味噌なのですが、「Galaxy Nexus」ととても似ている。「Nexus 4」はなんかまったく違う文脈だと感じるのですが、Galaxy Nexusにキモ入れしていたGoogleのデザインチームの多数が、モトローラにドバっと移動した印象。これ、Googleがモトローラを買収開始した時期とも合うんですね、タイミング的にも。

果たしてドコモがどう振る舞うか分かりませんけど、これあればiPhoneはマジでいらないっしょ。けど、Samsungとか、ソニーとか、富士通とか、シャープとか........どうなっちゃうんでしょうか。高価格な端末売るために実際にドコモの利益が圧迫されているっていう現実があるだけに、やっぱりドコモの振る舞いが気になりますな。

「Moto X」は着せ替え自由自在がウリでもあるので、きっとガラケー機能には対応できないし、しないと予想します。けど、iPhoneだってそんなの無くて売れているんだから、やっぱりいらないっしょ。もちろんiPhoneは結果的に着せ替え自由ですけど、カバーつけるとひとまわり大きくなって、4.7インチクラスと大差なくなるし、真四角だから手に馴染みにくいのも確か。

「Moto X」、画面のフチの方の厚みは5.6mmしかないっすよ。きっとソートー持ちやすいはず。

で。SBMは実質、林檎専門店だから、絶対に無理。問題は中途半端に林檎を扱っているauだよなぁ。HTCとの関係もあるしぃ。けどアメリカでは各キャリアはiPhoneと併売するわけだし、auが特殊な契約をAppleと取り交わして無ければ、auだって可能だよなぁ。

Googleが具体的にこういう商品出してきちゃうと、時代は激烈に変化しちゃうと思うんだよなぁ。

ドコモの秋冬のツートップが「Moto XとNexus7」だったりすると超~面白いんですけど・笑。ドコモのガラケー率って未だに60%もあって、きっとガラケー手放さない人も多いと思う。けど、ガラケーとの2台持ちを前提として「Nexus 7のLTEモデル」を格安に提供したら、結構出ると思うのですけど。契約数を増やしたい、少しでもARPUを稼ぎたいのはドコモだって変わらないのですから、もう今までお付き合いしてきた端末メーカーは捨てる.......なんていう決断を加藤社長はできるかなぁ。

「ツートップ」を決断できたんだから、やっちゃうかもなぁ。個人的にはやってみてほしい。

あと、ドコモのスマホユーザーのまだ四割が3Gモデルらしい。「Moto X」だったら、そうした3Gユーザー(当然Android2.x)に対して超お得な乗り換えを誘導できる。LTEに移ってもらえれば通信料でドコモはもとを取ることができるわけだしね。「Moto X」だったら、そうした早めにスマホに手を出したヲタ層でもブランド的にもスペック的にもきっと納得するでしょうし。

あー、いろいろ楽しみ「Moto X」・笑。

いぢょ。

▶ Go to BEYOND THE MOTOR's TOP





-->

0 件のコメント:

コメントを投稿