2013年6月16日日曜日

「iTunes TV」


そだ。と思い、Googleに「アップル 株価」と入れてみた。一発で最新チャートが出てきてしまう世の中でございますねぇ。ちなみに日本の自動車買取りのアップルは正式名は「アップル・インターナショナル」だったりします・笑。

WWDCで華々しくiOS7が発表されたのは現地時間6月10日のこと。

ぢゃあ、もちっと時間軸のスケールを大きくしてみましょう。ポチっ。



こんな感じですぅ。

そもそも株の時価総額でアメリカナンバー・ワンに輝いていたアップル社。昨年の9月ちょっと過ぎたあたりからずっと下り坂です。

上のスクショにはWIREDのリンクが張られていますけれど、記事は本年4月のものでした。ピークから35パーセントも株価は下落し、失われた時価総額は“DELL社の時価総額の12倍”と表現されております。

確かにマネーゲームの要素も強いわけですけれど、これでアップルの経営陣の心中が穏やかだったら、やっぱりどうかしている........みたいな超巨額なものだと思いますね。あなたがCEOだったら、どう感じるでしょうか・笑。

ぶっちゃけ、総売上はもちろん粗利のでかい超優良企業ゆえの高値だったわけですけれど、世の中にはあんましそんなオイシイお話は少ないわけでありまして、ゆえにアップル株に人気が集中したとも言えるでしょう。

ズバリ。iPhoneがぼろ儲けだから、なのであります。他のPCとかタブレットとかAppストアとかの収益性なんて、ある意味フツー。ちなみにSamsungとの裁判沙汰で、製品ごとの収益率の違いがバレちゃった・笑。

もちろんアップル製品はどれも素敵です。個人的には今度出たMacbook Air 買おうかなー、などとも考えているところだったりします・笑。けど、幸か不幸かアップルの株はもっていません・笑。

でもなんでiPhoneだけがそんな儲かるの?

日本に限らずのスマホ買う時のキャリアが提供する“2年縛り”という特殊なシステムから、ですね。ドコモのツートップ戦略なんかが良い例ですけれど、新規・買い替えともに購入時のユーザーの負担が最低限になるようにデザインされているわけです。そうそう、「機種代ゼロ」とかいうのもありましたねー・笑。

けど、結果的には払わされているわけです。高い通信費のほうから。世の中、上手いお話はそうそうないのです・爆。ただより高いものはない、のですぅ。

ソフトバンクがボーダフォン・ジャパンを二兆円弱で買収して、しかも高い金利だったのに、わずか数年で、その借金をほぼ完済しつつ、再びスプリント買収に走っているのなんて良い例ではありませぬか。

まあ、そもそもドコモの利益が日本企業のどのくらいの位置にあるのかとかもお調べになってみてくださいな・笑。

勝手な推測としては、アップルに投資している多数派は「iPhoneにしか関心がない」のでしょう。そう考えればiPhone5の登場を機に株価の転落が始まったのはハード的にもエコシステム的にも実質、何の変化もなかったから、といえるのではないでしょうか。

もちろん同じビジネスモデルのままでも「新規」のユーザーが増えれば別ですけれど、ハイエンドなスマホに関しては需要は既に飽和しているというのが定説です。例外はアジア。中でも日本なのかもしれませんが、今回のWWDCで使われたPVとかスチル写真で、やたらと東洋系のモデルさんが目立ったと感じたのはワタクシだけでしょうか・笑。

とにかく「スマホ」というマーケットで動かないとAppleの株価下落は止まらない予感がします。

さて、どうするか?

Samsungの総売上を支えているのは、リッチな日本人が知らない廉価モデルというのは定説です。

そこで新興国をターゲットとした廉価版iPhone。商売的にはハイエンドモデルほどオイシイわけがありませんが、話題性としてはやはり大きいか、と。

次。4.7インチのFHDモニタを採用した新iPhone。これは進化した新「Apple TV」とのシナジーを強調します。そしてもちろん新クラウドサービスも。今回発表された「iTunes Radio」はもちろんのこと、4.7インチiPhone発表の段階までには、「iTunes TV」が発表されてもおかしくありません。

なんせラジオ→テレビの順序は歴史の必然なのですから。

現在のテレビだって一方通行の垂れ流しなストリーミングでしょ? 

ただし、「新しいテレビの概念を発明しました」では、当然、ユーザーの趣味嗜好を反映した番組がラインナップされつつ、ユーザーの趣味嗜好にあわせたCFが流されることとなるわけです。「iTunes Radio」は広告入ってないよーと自慢してましたけど、TVのほうはその金額からして、新しい広告配信がポイントとなるはずです。

そして「5.7インチのiPhone」。これももちろんFHD。ただし、通信キャリア通しの商品のバリエーションをもっと増やしたいという思惑からと思います。Wi-Fiモデルが主流になりつつあるタブレットでは儲からない。なので「キャリア通しのモデル」を拡充させるわけです。

ぶっちゃけGalaxy Noteが創った市場ですが、きっと厚顔にもスタイラスペン内蔵とか平気で出してくる気がしますね・笑。そもそも外人だって歳とれば老眼とかになるんだから「大きな画面」のニーズはあるに決っているし、世界中が高齢化社会なわけですしね。

梅雨空なので妄想をちょっと膨らませてみました・笑。

いぢょ。

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