2012年7月31日火曜日

「iPhone 5」について


様々なリーク記事やら、予想発表日&発売日やら、モーソー・レンダリングやらが喧しい「iPhone 5」。

ギョーカイの恒例行事といったところでしょうか。これはこれで面白いっす・笑。

濃い~噂は、モニタ幅はそのままに、縦方向を伸ばして「4インチになるのでは?」とされていますね。

個人的判断としては、「このモニタ幅だと、日本語は厳しい」と感じております。Retina、フォントはそのまま……なスペックを前提とすれば……ですが。アルファベットのような比較的シンプルな活字で、ギリギリOKな世界ではないか?、と。

ただし、今年の夏のdocomoの新作「optimas it」は、実際稼働機をイヂくって、かなり良い印象です。もちろん4インチ。LGが推しているISP液晶なのですが、液晶の種別だけでなく、フォントとかレイアウトの設定とか、かなりイケている印象。これはメーカーのセンスですね。

なので「4インチの可能性」を全否定するものでもありません。

ただし、結構、「optimas it」をイヂくってみて感じているのは、「厚い」というものと、「角張っている」っていう2点ですね。特にGalaxy Nexusっぽく、“縦持ちでの底部”をさらに膨らませているデザイン。ちょっと惜しいぞ、という印象です。

さて、iPhone5の話題に戻って……噂では「7インチのiPad mimi」が新登場するのでは?とされています。

Jobsが否定したサイズ云々というのは、当時のAppleの戦略であって、最初っから出すつもりだったのでは?と考えています。

日本語環境とか漢字環境とかハングル環境では絶対的な文字の大小がポイントとなってくると思うのですが、手がデガイ人が日本人よりよほど多く、しかもあんまし指先が器用ではない……とすれば、別の理由で「iPhone小さすぎ」と感じているユーザーも世界レベルでは多いかもしれません。

まあAppleとしては、iPhoneはこのくらいのサイズに抑えておいて、7インチパッドと組み合わせることで、「ベストな環境」を提供する……みたいな作戦かもしれません。これ、オビタス作戦ともいいます・笑。Appleとしては2台売れるしぃ、と。

またiPad miniは、きっと3GとWifi仕様みたいな従来どおりの2タイプ用意すると思うのですが、今回のiPad miniは、10インチiPadと比較すると、「iPhoneとワンセット」度が凄く高い気がします。

すると大切になってくるのが……「テザリング」。

Softbankの場合は、とにかく、iPhoneとiPadは「別物」として、各々で3G回線契約してもらいたいっていう本音が見え見えでしょう。

となると、間違いなく「iPhoneの小ささと補完しあうモバイル度の高いiPad mini」は難問ですね……。

auがテザリングし放題とかで、しかもWifi仕様のiPad miniとの抱合せプランとかブチ上げてくる可能性もなくもない、と。

しかもiPad miniは従来的な7インチパッドの概念を覆す薄さと軽さで登場するのでは?と言われている。きっと単体でも超魅力的な端末になる可能性もある、と。Nexus 7が霞むみたいな……。

でも、ここで「ま~た端末、増えるの?」という声も聞こえてきそう。

つまり、4インチと7インチの間に「これ1台でOKでは?」みたいなサイズはないのか、と。

具体的には、現状では2台あると思うのです。

それはGalaxy S3とHTC J。

モニタの横幅と、片手操作にソートーに配慮した筐体の形状にその理由はあるんです。

単純にモニタサイズを上げてゆくのは、単純に言えば簡単。

今年の夏で5インチ以上というのも実際、増えました。

画面もデカければ、デカイほど見やすいのは当然。

なので個人的には片手でどれだけイージーに扱えるか、で、「サイズの妥当性」が成立すると思っているわけです。

特に「Galaxy S3」はソートー、いい線を早くも実現してしまったのでは?と。

ただし、やっぱりAMOLED液晶がチト気になります。色焼けですね、白ベースの表示だと画面全体が青っぽく感じられるみたいな……。きっとSamsungも「これ、いつまで続けていちゃダメ」とか絶対自覚していると思うんですよねー。

どうも次のGalaxy Note、新しい液晶使うみたいな噂も……

とにかく、です。

「日本語でどれだけ快適に読むことができるか」

「片手操作でどれだけイージーに操作できるか」

「たったの1台だけでどれだけイケるか」

以上3ポイントが、個人的なテーマになっちょります。

「すっげー、iPad mini、これならコイツだけでOKかも~」みたいなオチも大歓迎ですけどねっ!

ps.iPhone5のワールドプレミアは9月12日。アメリカとかでは21日発売で、日本では、10月初旬発売みたいな流れみたい。特に国内では、ソフトバンクの「乗り換えキャンペーン」の期間変更。これ昔から、発売後に眺めると、「まんま次期製品の発売予告ぢゃん」ということが多いため。超ベタだけど精度高いのです。






2012年7月28日土曜日

「最近のGalaxy Nexus」


いやー、Googleの陰謀かも。docomo破壊が目的の・笑。

ぢゃんっ。   「Xperia GX」の発売延期が決定です。

docomoの、いわずとしれた2012年夏の二枚看板「Galaxy S3」と「Xperia GX」。

S3に関しては順調に6月末の発売に漕ぎ着けましたね。流石っ!

立ち上がりは昨年夏のS2に比べると、そんなに良くなかったみたいですけど。

でもなぁ、SONYだって、Androidに比較的早い時期に対応してる。スマホ初期は、Windows MobileをOSに使っていたのだけれど、Googleから直々に誘われて、Android陣営に加わったという経緯があるくらいだしぃ。

それが発売延期。夏商戦逃す……。

まあ、それくらい“最新のまともなスマホ作る”って難易度高いってことでしょう。

さらに、です。

Android 2.x → 4.0.x へとバージョンアップできたものも、激・少ない。

当面の間は“ヴァージョンアップ”は期待しないほうがいい……くらいに考えたほうがいいかもしれません。

基本的には通信品質も端末品質も“未知数な世界”が支配的なので、「今どうしても欲しっ」という人は、マジでアキバとかネットとかで、「docomo版 Galaxy Nexus」の白ロム買って、3GのSIM差して“今は”お茶濁せばいいか、と。

ただ、端末代金上乗せされている「定額プラン」とか馬鹿馬鹿しいから、ネットに繋ぐ時は、イーモバとかのポケットWiFiでいいんでないの? と。毎月4000円くらいだし、個人的に比較すると、イーモバのほうが圧倒的に“速い”ことが多い。この間も表参道の地下鉄の電車内にいて、20Mbps以上とか楽勝で出ていたじょ。

確かにイーモバの電波はプラチナぢゃない。1.9MHzだったりする。ダメなところではてんでダメなことあるけれど、それって実感では、かなりピンポイントだし、電車やクルマでの移動でも掴みはいいっす、マジで。「Google NAVI」とかまったくもって平気、クルマ移動でも。

本気でオススメ、ポケットWiFi。イーモバ頑張っている。でもキャリアにとっては鬼っ子。きっと鬼っ子の孫さんにとっても鬼っ子なイーモバ。チェックしてほし~。

あと、「でもマジでGalaxy S3がほし~」という人には、こういう手もある。

Xiは通話だけにするの。月々780円・笑。でもって24回払いにすると、3237円。

つまりドコモには月4000円。イーモバに4000円払ってトータル8000円。どでしょ? 端末代、お大尽気取りでキャッシュで一括支払っても、この場合、何のトクもないし、なんらかの通信契約結ばないとドコモは端末売らないし、と。

もちろん海外モデルの白ロム買うって手はあるけれど、個人的にはrootとって、日本語フォントとか入れるのメンドー。でも、それが一番かしこいとは思いますけどね。お金は大切に、と。賢いとお金も使わなくて済む。

でぇ、今回のGXの発売延期で田中&孫社長の高笑いが聞こえてきそうですね。

特にauの作戦はズバリ当たり。と。

だって、従来、ドコモに若干遅れるカタチで、Galaxyとか、Xperiaを投入してきたでしょ、auは…。docomoは夏の商戦に実質もう間に合わない。しかも、この調子ぢゃ、売りだしてからも不安。

逆に、auはしっかり時間とって、冬モデルに投入してくるってことでしょ。盤石、盤石、と。

あと、自分のGalaxy Nexusに関して。

root化して「Android 4.1」にしようかと思っていたけど、やめました。

サードパーティが出しているカスタムROMって、すべてが完全作動しないものも多いらしいので。またアプリベンダーの4.1への対応もまちまちであって、ここは「4.0.4」で、安定した環境をしばし満喫しているのが華かと。もちろん4.1の超ヌルサクは早く体験してみたいんですけどね。

あー、羨ましい・笑。

ちなみにdocomoがNexusの4.1へのOTAをするか?ですが、意地悪してしない……、という可能性は絶大なのだけれど、社内的には自社のOTAチームのノウハウ蓄積の一貫として、絶対に、docomo版Nexusへの4.1実装は実験テストしていると思う。だって、これがその後のメーカー各社への大切なリソースとなるから。

やってないわきゃ~ない。

ちょっと待てば「root化した4.1の完成度」も上がっているだろうし。

さらに、暫くすると次の「Nexusスマホ」、つまり、“ハナっからAndroid4.1体制”ってのも見えてくるだろうし。

あと、次の「iPhone5」だけれど、買わないかも、個人的には。

まずモニタサイズ。日本語環境のユーザーには狭すぎる。モニタの横幅が同じのままでしょ?

そしてGoogle謹製サービスが貧相ということ。

たとえば「Google Map」。

今回iOS6で、GoogleMap離れを宣言したAppleだけれど、それは何より地図サービスの大切さと、現状ではGoogleMapsのフルサービスをiPhoneでは受けられない……という点にある。スマホにとって地図ってキラーコンテンツ。

地図データって地味~なデータの蓄積と莫大な投資が大前提にあるから、Appleが今頃「独自地図を」ってのは遅すぎ。でも今やらないと……ってことだと思います。結果、その差は当分、今のまま、と。

あと、「Gmail」。

iPhoneで使っている人も多いと思いますが、iOS用のそれは、Android用のソレとは月とスッポンに近いレベルなんですね。機能が制限されている。

年末にかけてApple製品は続々新登場してくるみたいですけれど、今のところ個人的に注目しているのは、「iPad mini」のみです。現行のiPod touch並にスリムという、噂にココロ惹かれますぅ。

あと、iPhone5の噂も色濃いのにかかわらず、auとSBのNMPを引っ張っているのは間違いなく「iPhone4S」みたいなのですが、それが実はナゾだったのですが、ひとつの実例を発見しました。購買メカニズムともいふ。

それは……

まず「家族」。

家族でキャリアを統一すると基本的にオトク。これは独身者や金満家では想像もつかない、日本のジョーシキ。ご時世がご時世ですしぃ。

でぇ、その家族の中から、ひとりでも「どうしてもiPhone欲しい~、今欲しい~」となると、家族全員が、auか、SBかへと移動することとなるようなのです。

特にハイティーンの女子のいるご家庭とか。次のiPhoneのこととか知らないしぃ。みんなが持っているの欲しいしぃ。女子力の恐ろしさは皆さんご存知がごとく・笑。

この傾向は、よほどご高齢な女子以外、下手すると50代くらいまで、とにかく良くわからないけど…「iPhoneほし~病」に感染している可能性が高いというわけですね。特に今年に入ってから顕著な「女子スマホ」の販売比率激増~、結果の「女子アイフォーン」。

auもiPhoneのTVCFばっかり打っているよね。パッと見はスマホの印象なんだけれど、よく見ると、登場している人物がもっているのは全部リンゴマーク付きみたいな絶妙な演出。携帯そのものの画面に支配する面積は狭い。みんなで楽しそうが圧倒的です。でも、手には、「よく見ると……アイフォーン」みたいなぁ。

あとSBは、いま「つながる」宣伝が前面だけど、これは下手すると「繋がらないよ、まだまだ」みたいな話になっちゃて、auに有利に働くかもしれない。マジで。失敗かもしれないぞ、SBの広告……。

以上どす。






2012年7月26日木曜日

「ニールセン スマホ実態調査」について

.
「ニールセン スマートフォン利用実態調査」とな。

本ちゃん買うと……50万円だそうです・笑。

で、1位から30位までの「人気サービス」を眺めてみましょう……。

1位 「グーグル検索」
当たり前でしょうか……。でもブラウザ経由でリーチの人が多いのが意外。
『検索』と。

2位 「YouTube」
当たり前かもしれないですが、でも2位って凄いな。
ちなみに、「Ustream」は30位以内に入っていません。チョー意外。
各種国内デモ運動はUst,でぜひチェックを!
『動画』と。

3位 「Yahoo! 検索」
へー、ってな感じ。しかもブラウザ経由でのリーチが凄い。アプリぢゃないのね。
PCからの流れを強く感じさせます。
個人的には使わないYahoo!検索でしたが、試しにアプリをダウンロードしてみたら、
UIとか結構、工夫されている。
頑張っているな、ヤフーのスマホ対応。

4位 「Yahoo! 天気」
これもブラウザ経由での利用が多数派。へーみたいな。
個人的には、「ピンポイント天気予報」と「雨っす」を愛用しています。

5位 「Google Maps」
当然か。統計データは、iPhoneユーザーが多いんだろうな、とここまでで思う。
「Google Maps」はアプリ利用が多数派ですね。
『地図』

6位 「Gmail」
当然か。これもアプリ利用が多数派。
『メール』

■ ここまでで思うのは、ひとくちにスマホと言っても、iPhoneな方とAndroidな方ではかなり環境が違うのだろーなー、ということ。そして、日本では「Yahoo!」が強いんだな~、ということ。PCからの流れ、ともいふ。

7位 「Twitter」
これは専用アプリからのリーチが圧倒的ですな。Google Mapを上回るアプリ率。
へー。
ともあれ、ツイッター、基本、と。
最近、個人的には純正アプリと、「Twicca」と「Flipboard」を併用して楽しんでおります。
『SNS』

8位 「Yahoo! ニュース」
これは明らかにウェブ流れというか、PC流れの人気。
アプリは「Y! ヘッドライン」とか「Y! トピック」とかいろいろありまっせ、と。
既にヤフーのほうはアプリ対策はソートーにしているのですが、ユーザーのほうは、
「PC感覚」のままが、まだまだ多数派……ってな感じかなぁ。

9位 「クックパッド」
既婚女子に尋ねると、身近では、かなり「クックパッド利用率高し」なのが実感でした・笑。
なので驚かないというか、やっぱり~みたいな。
儲かっているんだろうな、クックパッド・笑。

10位 「Facebook」
圧倒的にアプリ派多いっすね。でも全体からすれば、リテラシーが高い層ですものね。
昨今、アプリも安定していると思うし。
結構、これに関しては、ブラウザと併用して「どっちがいい?」と試していた時間が長い。
それが個人的感想っす。

11位 「Yahoo! メール」
これはブラウザ経由なんですね。
うーん、ワタクシにはあまり関係ないですが、やっぱり強いな「Yahooブランド」と。

12位 「mixi」
なんだかんだいって12位。いま、女子中学生に人気らしいっす。

13位 「Yahoo! 知恵袋」
これも圧倒的にブラウザ経由での利用。

14位 「LINE」
身近なところでは「ケータイからの移行がスムーズなんだろうな」ということを実感してました。
今までの概念の延長線上にあって馴染みやすいというか。
無料の通話とSNS、と。
勝手に携帯電話帳利用してリスト作ってくれちゃうしぃ。

15位 「Google Play」
当然か、と。

16位 「楽天市場」
これも半数はブラウザ経由か。Amazonに勝ってます。

17位 「ウェザーニュース」
圧倒的にアプリ。

18位 「食べログ」
これも半数はブラウザ経由。ふむ。

19位 「Ameba」

20位 「Amazon」

21位 「ぐるなび」

22位 「2ちゃん」

23位 「ホットペッパーグルメ」

24位 「Yahoo! ロコ」

25位 「dメニュー」

26位 「ニコ動」

27位 「Skype」

28位 「モバゲー」

29位 「Yahoo! スポーツ」

30位 「GREE」

以上。

全体の傾向からすると、「YouTube」って凄いな、と。2位なのか、みたいな。
スマホは「動画のハブ」としてこれからも期待大ですね。

あと「Yahoo! ブランド」の強さ。
各種サービスのアプリへの置き換えも迅速だし、ここらあたりは凄いな、と。

そんなGoogleとYahoo!の2大サービスの間に、
ツイッターとか、フェイスブックとか、mixiとか……。

個人的に驚いたのは、クックパッドのスマホとの相性の良さかなぁ。

まだまだ黎明期。これからですねっ。






「アンドロイド・ジャパン」について

.
「アンドロイド・ジャパン」 -日本企業の命運を握るプラットフォーム-
木寺祥友・著 インプレスジャパン・刊

を……読んでみた。

丁度一年前刊行の単行本。

あと書きで「この1年で様変わり」と書かれているけど、「さらに1年では、ダダ変わり」といった印象。ITギョーカイはよくドッグイヤーとか良く言われるけど、そこからさらに加速しているよね。びっくりするほど。

本書の中では、どうも著者が絡んだらしい国産初のAndroid機、「Xperia X10」が紹介されているのだけれど、これ出たの2010年の夏モデルでしょ? たったの二年前のオハナシ。翌年3月、つまり2011年の春には、Android2.3にアップデート云々みたいな記事がネットには踊っている。古っ。

注:Xperria GXは、このX10からの代替えが大前提なんですね……基本的に。

著者としては、懸案の「SIMロック解除」も成り、XperiaX10を見れば分かるよう、国産メーカーのAndroidに対する対応力も凄い。携帯キャリアに仕様を決められて開発の自由度が狭かった時代は終焉し、さらにAndroid前提ならグローバルマーケットにも打って出られる。

これからは日本の時代だ、がんばろう~みたいなぁ。感じでブチアゲル。

また、今、iOSが正式にFacebbokと提携して、iOS6に組み込まれたって話題になっているけれど、このニュース、Androidばかり触れている人にとっては「何のこと言っているのか、良くわからな~い」はずなんだよね。

政治家も経営者も今や「共有」という単語をよく使うようになったと思うけれど、Androidの場合、各アプリが基本的にシームレスに共有可能なのが大前提にあって、かたやiOSはそうではない……。

注:Java特有の「インテント」という相互乗合機能。

これは、GoogleとAppleのビジネスモデルの違い? と思ったりするのだけれど、じつは、それもあるのだけれど、Objective-Cでアプリを作るのか、Javaでアプリを作るのかという言語そのものがもつ特性の違いに端を発しているというオハナシ。

ちなみに最初っからJavaではなく、AndroidがGoogleに買収された後、Google元CEOのエリック・シュミット氏が、じつはJava開発者でありつつ、ウェブやパワーのない端末に最適なソリューションということで、「アプリはJavaで」となったらしい。

たとえば…… iPhoneとAndroidって何が違うの?

と問われた場合、「いやー、iPhoneってたくさんケータイカバーが選べてさ」と答えるのは間違いではないのですがぁ、OSの基本構造だとか、アプリの開発言語の違いを知ったかぶりするには最適な一冊かな、と・笑。

で、この本が出て、丁度、Xperia acroだとか、Galaxy S2だとか、2011年夏モデルが登場した、と。

このあたりから日本ガラスマが俄然、盛り上がる……というのが著者の予想だったわけですがぁ。

ギンギンに加速してゆくGoogleのAndroid開発に国産勢はチョー振り回されているのが現状でしょう。

また、今年の夏モデル眺めても分かるよう「大前提としてガラスマ機能フル搭載」みたいなドコモ様による“仕様の縛り”は、逆にキツくなっていると感じられますな。Fericaにしても、ワンセグにしても、国外の人はいらないわけですよねぇ。

そもそも最新のAndroidとか、クワルコムのチップセットとか咀嚼できていない段階で、小さく薄く軽くしろって言いつつ、ガラスマ機能フル搭載で、ますます健やかなる商品化の難易度を高めさせているという次第。(きっと)今を頑張ればきっと未来はバラ色です。富士通さん、NECさん、シャープさん、頑張ってください。マジで。

また著者は「今後の国内キャリアは、土管屋にもなれない」と言い放っている。

「土管屋化を防ぐ」とか「ダムパイプ屋にはならない」とか、キャリアの社長がカンファレンスで平気で口にしている。

それどころか著者は、現在のキャリアは、土管屋にもなれない、とな。

なぜか?

LTEって世界統一規格で、3Gみたいく規格が複数あるわけではない。ので、基地局に関しては総務省が血税をブチ込んで、設営していって、各キャリアには入札で使用料を払わせる計画があるらしい。著者曰く……。

真偽は知らない。確かめていない。が、“上がり”の段階では“真の親玉”がいいとこ総取りってのは、よくある話であって、ありえないオハナシではないな、と。不自然なくらい某キャリアのLTE展開が遅いって本当の理由はソレ? 真偽は分かりませんが。

また著者は、iOSのアプリ開発は、メモリ管理の大変なObjective-Cでありつつ、iOSがマルチタスクになったり、処理要件が増大するRetinaディスプレイなどを新搭載しつつ、しかも開発ツールも有料で……みたいなことを書いている。つまりやっぱり、Javaだよね~、みたいな。

注:OS-Xとかのアプリも同じだけれど、PCの場合はスマホと比較にならぬほど、メモリがリッチ、と。

でも現在のゲンジツは、まずはiPhoneやiPadで名を成し、相応の利益も獲得できたアプリベンダーが、実力や認知度を蓄えた上で、勇躍Androidに手を出す、という流れになっている。

結局、Androidの場合は、端末のバリエーションが膨大すぎて、しかもAndroidそのものが猛烈スピードで進化し続け、それにいちいち最適化しなくてはないない……という要素があって、そっちのほうが、基本的には零細企業なアプリベンダー各社にはハードルが高いということだろうと思います。

今はね。

さらに、面白いのは、この本出した直後から、著者の企業ブログとか、ツイッターとか、ストップしちゃっているってこなんですよね。ピタっと。何があったんでしょ~。

そんなこんなで、ちょっと目を通してみても面白いのではないでしょ~か。





2012年7月24日火曜日

「docomo OS」について

.
なんか「大きな波」が来ているんですね。間違いなく。

で、この流れは特定の企業とかの問題ではなく、個々人の考え方に帰着するということかな。

そもそも個人的には、ダラダラとFOMAのガラケーを持ち続けてきたわけで、特別にアンチなキモチはなかったし、じつは今もそれほどアンチでもない。なにせオヤヂはもともとdocomoブランドがなんとなく好きなのだ・笑。

ただし、昨年暮れ、Androidスマホ買おうかな~と思いつつ、新しい通信方式たる「LTE」なる言葉を知り、docomoの場合はそれを「Xi(クロッシィ)」と呼称するのだと知った。

テレビの地上波などでもガンガン「Xi」を前面に出して宣伝している。

で、当然、エリアとかどのくらいなのだろ? というギモンが浮かび、当然ネットで調べてみたわけだが、ななんと当時で「環八以内」がせいぜいだった。関東のバヤイ。

「まっ、まじぃ?」

個人的には腰抜かすほど驚いた。というか信じられなかった。

でも世の中にはもっと大きな問題がごちゃまんだし、あいかわらずdocomoは儲かっていて、広告宣伝費もバラ撒いているしね……。

で、今。半年ほど経過し、最新のGalaxy S3で一応世田谷区みたいなところでスピード計測しても、下り3Mbpsとか、5Mbpsとかしか出ていない。もちろん基本的にはXiエリア内。

冷静に考えてこういうのってアリなんすかね? (最大)=あくまでかっこ最大、みたいなぁ・笑。

で、2012年夏モデル。相変わらず素人がチトいぢくっただけで分かるレベルの出来がずらり。というか、商品として売っちゃいけないレベルのものも多いと思う。マジで。

難癖つけているつもりはまったくなくぅ、目の前で起こっている事実が信じられない……って感じなんですよね。

通信品質も破綻しているし、製品そのものも明らかに破綻しているものが多い。

これってもはやショーバイぢゃないですよねぇ……。

docomoショップの人に聞くと、「去年の夏のXperia とか Galaxyに対するお客さんのエネルギーは凄かった」そうですが、今年はGalaxy S3でさえ、様子見から始まったらしい。

知り合いのNTT社員がいきなし発売日前日に夫婦でGalaxy S3を2台、ブチ打ち込まれていたけれど、その時思ったのは、「立ち上がりの動き、あんまし良くないんだ……」ということ。これ、ショップの人の肌感覚とも合っているな、と。

ここで昨年夏にGalaxy S2を購入してみた人のキモチを想像してみよう。

半年後にはAndroid 4.0とLTE対応モデルが新登場。しかもauからは画面サイズを拡大したGalaxy S2がデビュー、と。でもって、さすがにGalaxyなんだからAndroid4.0のOTAすぐ降りてくるだろう……とフツーは予想しますよね。けど、何時までたっても……。で、先日ついに正規にヴァージョンアップしたと思ったら……速攻で中止。トラブル。未だOTA再開されておらず。

心中お察し申し上げます。

あ。Xperiaも基本的には似たようなもの、と。ソニー、諦めたっけ。トホホ。

あとGoogleのリファレンスモデルたるNexus SとGalaxy Nexus作ったSamsungは。結果として収益面でもAndroid勢ひとり勝ち状態となったし、最新のGalaxy S3に実際に触れてみても、アドバンテージは間違いなく出ていると思う。

またdocomoの夏の新作を確認してみると、「Android 4.0.3」で出てきているのあるでしょ? あれは間違いなく、実装の段階でのヴァージョンで、うかつに4.0.4にできないのだと予想します。現状でのチューニングに追われているから、下手にヴァージョン上げるとトラブルが出る可能性が高い。検証の余裕はない。だから、4.0.3のまま出しちゃうというわけ。

といわけで、ケータイキャリアの都合とか、ケータイメーカーの都合なんぞ、ちーともお構いなく、ガンガン、OSのヴァージョンを上げていっているのがGoogleということ。

彼らにとってはきっと「まだ黎明期」と思っているし、Appleという偉大なる敵も存在しているわけだから、遮二無二ヴァージョンアップに走るのも当然。

つまりゲームメーカーは当然なのだけれど、Google。

しかも次期NEXUSは、サムスン、HTC、ソニー、モトローラ、そしてZTCかも……ということで、計五社が競作のカタチでNEXUSを出してくるらしい。しかも販売は、NEXUS Oneでの失敗に懲りず、白ロム状態でのGoogle Playからの直販などとも言われている。

Googleとしては、端末はそういうカタチで売るのが理想と考えているのでしょう。

ぢゃあガラパゴス島で普遍的な「2年縛り」って一体何だ? と。

これはちょっと前までは寡占企業に近かったdocomoの「利幅の大きなビジネスモデル」がベースにあるわけですな、きっと。

今だって日本一儲けているでしょ、NTT グループは。

で、ケータイに関して言えば、利幅の高い料金を基本として、国内家電メーカーにハイエンドの端末を次々に作らせてきた、と。いきなし現金で買うにはためらう金額であっても、利用料金にハナから乗っけているから、本当の値段がよく分からないわけね。

冷静に考えて「実質ゼロ円」みたいな表記はヘン。「ただより高いものはない」と・笑。

結局、払っているわけ、ユーザーは。

もちろんドコモだけじゃなく、端末供給しているメーカーもこのシステムってオイシイよね・笑。

つまり、ずっとグル・笑。

ただし、これは国策でもあるわけ。だって、情報端末進化すれば、貿易で稼げるもの。実際、サムスンがナンバー1とか言ったって、インナーパーツは日本製てんこ盛り。

何が言いたいかと言えば、パラダイムが嫌でも変化しちゃっているってことを言いたいわけ。

だからdocomoはスマホの時代になっても古き良きi-mode時代のビジネスモデルを続けたい、いやそれしか思い浮かばないのだろう……ということ。国内家電メーカーも夏と冬、年二回、ある程度のケータイが捌けると嬉しいしね。

でも現状は間違いなく、トホホ状態でしょう。

理由は簡単で、安易にAndroidに手を出したから。

どうせバリバリに儲かっているんだからさ、docomoOS作れば良かったのよ。Appleみたいな垂直統合の監獄みたいなビジネスモデル構築してさ。i-mode時代みたくね。さすれば、OSのアップデートだとか、通信インフラの投資とか、すべてdocomoがコントロールできる世界を構築できたのに……。

金はある。きっと何とかなった。でもそれをしなかったのは何故か?

金でしょ。つまるところ。OSの開発なんかに投資したくなかっただけでしょう。

もしかすると夏野さんはこれを言ったのかもしれないな、ドコモ取締役時代。「Androidに手を出したら終わる」と。いくらコストがかかっても「i-mode OS」作らないとって。でも聞き入れられなかったから、未来は予想ついたから、むかついたし、とっととヤメたのでは? と。

Appleが携帯端末専用OSとして「iOS」出したばかりのタイミングだったしな。まだ当時のタイミングなら間に合ったよね。GoogleだってAndroid買収したわけだし。

ちなみにAndroid は既に「4.1.1」にまで進化している。4.1となって、「Google Voice Serch」や「Google Now」なんていうこれからの携帯端末に必須なコアテクノロジーも搭載している。もうやめますとは到底言えない。

ちなみにタブレットのNexus 7が、200ドル切る低価格で登場したでしょ? 確かに機能は省いているけど、かなり基礎体力はしっかりしている。

同じ「価格破壊」を次のNexusスマホでGoogleはトライしてくると思う。ハイエンドスマホの価格破壊。

これやられたら、国内キャリアの「2年縛り」みたいな因習は崩壊するね。

というかGoogleは日本のみならず、他国でも行われている因習から個々人を開放しようとしているのだと思う。搾取からの開放とまでは言わないけど。

またdocomoの作り上げた割高なビジネスモデルに乗っかりつつ、ギンギンに企業としての生産効率高めているソフトバンクなんか、それこそ今は笑いが止まらないわけね。今はね。

たとえば、Galaxy Nexusレベルの4.1走っている端末がGoogle Playでフツーに売ってて、それが二万円だったとして、その端末がWCDMAにもCDMAにも対応してて、Xiなんかにも対応しててさ。今持っているスマホからシム抜いて、本体は捨てちゃっても未練ない人って大勢いると思うんだよな。

でさ、今だってキャリア一社で到底エリアカバーできていないんだから、海外モデルみたいく「SIM二枚差しできるスロット」の価値とか、意味とかが判然とする社会というか……。

きっとスマホを中心にして、今までの常識はガラガラと崩壊してゆくでしょう。

これはね、docomoがどうしたってレベルじゃなくて、放送利権、大手代理店とかそういうレベルにも速攻で波及してゆくモノスゴイ流れなんですな。

ここから2年はきっと凄いぞ、というオハナシですた・笑。






2012年7月23日月曜日

「ARROWS X」について

.
いやー、「ARROWS X」に初めて触れたのは結構、前ですね……。

溜めてました・笑。

よく分からない「富士通」。

でぇ。週アス・プラスで、ARROWS XとARROWS Z(au)と、Galaxy S3で、ベンチマークテスト12本、ガチでやっていて腰抜かしました。

発売前のテスト機の、docomoとauのARROWSの2台と、docomo版Galaxy S3で、ガチなテストしているんですよ。

えっ、結果?

ボッコボコ。

でもこれって、auとdocomoと富士通の三社がおkとか言っているわけでしょ、イチオー……。

で、結果、ボッコボコ。

信じられない、発売前のモデルなんすよ。

凄い、不思議なギョーカイだ……。

以上。

あ、あと。買ってリポートしているエンドユーザーのブログとかも、なんかフツーっぽくないのですが……。

基本的に大枚叩いて「わ・ざ・と」買っているっていうのが前提なんすよ。多数派が……。

不思議だ。NIPPON。

なんか、こういうの面白がれるってスゲーって思う。日本人って凄いとマジ思う。






続々「Xperia SX」について

.
ということで、docomoの2機種はモックですけど……

左から「optimas it」、「Xperia SX」、そして天下の「iPhone 4S」様、スリーショットですね。

「it」は完全にモニタ横幅は「4S」とガチ。「iPhone5ってこんな感じかもな」と思いつつ、「it」に触れてみるなんてのもオツなものですな。ただし、当然iPhonde5は“薄い”とは思いますけどね。

で、「SX」はやはりモニタ小さい。YouTubeとかで、操作しているSXの様子などを眺めると、そんな印象は不思議なほどないのだけれど、実際に触れてみると、「ちっさぁ…」。

開発者のインタビューとか読んでみたけれど、テザリングのための“ハブ”みたいな考え方が前提にあるみたい。つまり、もっと積極的に何かしたいのなら、Padとかラップトップとかと組み合わせてよ、みたいな雰囲気。

95gの圧倒的な軽さがあって、そこにたとえば“Walkman”の本格的アプリとかプラスしてある、と。

コンセプト的には理解できる。が、「文字情報」って日常的にも大きいと思う。なにが言いたいかと言えば、ちょっとしたモニタサイズの違いでガラリと世界が変化してしまうということ。

最初は無理して読んでいても、次第に文字情報が疎ましくなっていく人間の性というか。つまり、メディアの特性に人の感性が強く無意識のうちに影響されてゆくということ……。

また今回こげなスリーショットを撮って思ったのは……

「ソニーはiPhoneとのガチ、あえて避けているのかな」ということ。

AppleとかiPodとかiTuneとかIPhoneって音楽の歴史も強いですよね。でも、歴史的にはWalkmanって超革命だったと思う。

モニタサイズとかガチバトルしても面白いんじゃないかな、と思う。

Xperia GXもそうなんだよな……。Galaxyとのガチを微妙に避けている雰囲気……。

で、optimas itとか、かなり気になっていたのですが、今回「小ささ」について、ある種の結論が出たわけです。

それは「持ちやすさ、操作しやすさ」については過去のジョーシキが通用しなくなっているってことなのですね。

4.3インチにもかかわらずの激薄「MEDIAS X」。

4.3インチにもかかわらず筺体の形状によって片手に吸い付く「HTC J」(au)。

4.8インチにもかかわらず激薄&形状によって片手でも吸い付く「Galaxy S3」。

基本的にはここ1年でも「薄さ」が進化している。これに加えメーカーがどれだけ「片手での操作性」を考えているか?で筺体の考え方が進化している。

もしかしたらプロダクトデザイナーが絵とCADで済ましているだけのメーカーと、そこからさらに原寸のプロトタイプを実際に削りこんでいって、「操作性」を追求しているか、どうか。今の時代は、その修正した現物をレーザーで測定して、再び数値化することは容易なんだしね。

具体的には書かないけれど、片手持ちすると、手のひらにスマホの角がぶっ刺さる新製品も多いわけです。身体感覚的には不快だし、しかも操作性、親指の自由度を大きく阻害する結果と
なる。まさにこれ、ユーザーエクスペリエンスそのもの。

CFなんかでも、片手でスマホ持って、もう片方の人差し指でピッピとスワイプしていたりする。電車の中でも、店頭でもよく見かける光景。

でもあれはもう過去の因習。

ことわざに「大は小を兼ねる」というものがある。実際には当てはまらないことも多いけれど、最新スマホの世界では「大は小を兼ねる、ものもある」ということ。

Nexus Oneが登場してまだ二年半しか経っていない。

これからの2年のスマホの進化もスゲーと予想する。

ひとくちにスマホと言っても、ユーザーエクスペリエンスは現状でさえ、まったく違う。

たとえば次のNexusは、サムスン、モトローラ、HTC、ソニー、あともうひとつは未発表という計5社の競作のカタチで登場するという。(追記。もう一社はZTEかもしれない……)

これそんな遠い話ではない。

これ登場したら、またガラリと世界は変わる。

そんな荒波を悠々乗り越えてゆくモデルを選びたいものですね。






2012年7月22日日曜日

「AQUOS PHONE sv」について

.
悪くないな、これ。

これが「AQUOS PHONE sv」に対する第一印象。

「ZETA」の“カクカク君”、あるいは“てけてけ君”っぽいノリもないな、と。ちなみにauの「SERIE」も同じね。

で、オヤヂだからクドイんだけれど、「st」が教えてくれたのは、Android4.0にもかかわらず、シングルコアをチョイスしているモデルは、それだけで「?」ってこと。他にもあるじょ~・笑。

で「sv」に話を戻す。

悪くない。けど「あえてコヤツを選ぶ」ってどういう人なのだろー?と自然と思う。

シャープ関係者なら分かるが……。

とあるプチ田舎の家電量販店で、全キャリアが居並んでいるようなケータイコーナーで、ソフトバンクの接客女子にあえて尋ねた。「iPhone欲しいからソフトバンクって分かるのだけれど、あえてガラスマ買う人ってどういう人なの?」と・笑。

「もともとソフトバンクのガラケー使っている人がほとんどですねぇ」とのお答え。

さらに場所を変え、銀座のソフトバンク。超一等地っすね。

最新ガラスマの可動機2台しか置いてないわ。「AQUOS PHONE XX」と「AQUOS PHONE 102SH」だけ。1台づつ。「ARROWS A」はないし、かの「PANTON 5」もない。PANTON5は既に発売中のはずだけれど、てんで置いてない。何故? 原宿のソフトバンクだと違う?

ただ、ここで分かるのはソフトバンクのガラスマとは、すなわちシャープってことですな。ちなみに今回の「ARROWS A」は富士通としては初ソフトバンクだったりします。

で、銀座店の店内レイアウトを眺めるに、「ここはアップルストアっすか?」みたく、やたらめったらiPhone 4SとiPadがズラリと並んでいる。Apple畑。

場所柄もあるのかもしれないけれど、やはり現在のソフトバンクの栄華は、Appleさまさま、ということか。

ここで近づいてきた店員男子に尋ねる。iPhoneってさ、文字読みにくくない?

「読みにくいっすよ」。なんて素直なお答え・笑。

ここでiPhone5の話などしつつ、でもちょっと縦長になっても、文字読みにくいのって変わらないよねー、みたいな話で盛り上がる。おいおい・笑。

最近再び思っているのは、iPhoneってそもそも英語圏の人たちが開発をリードしているものであって、彼らはアルファベットみたいなシンプルな活字を使っているってこと。abc....。

ちなみに英語圏の「圏」って何画あるんですかねー。

でね、最近望外に「いいかも」と感じているのが画面4インチしかない「optimas it」なんですけれど、「Galaxy S3」ももちろん韓国なのですがぁ、ハングルって画数多いよねってこと。

한글

英語と同じく表音文字っすよ。けど、ただし、一文字はかなり複雑でしょ。漢字と似て。

あと、HTCは台湾だけれど、あそこは基本的には北京語ですからね。漢字漢字漢字ですね。

ソフトバングGINZAの店内に象徴されているのはスマホの栄華は、iPhoneが牽引してきた。

これに関しては何人たりとも異論はなかろう。でもわずか4、5年のオハナシ。

もちろんAndroid陣営もiPhoneを超参考にして、開発してきたのは間違いない。

ただし、日本語とかハングルとか北京語とかの表現に関してはどうなの? と。

Jobsさんだって、日本語得意だったわけじゃないでしょ?

iPhoneはこれで成功したのだから……ということで、どうもiPhone的なフォントだとか、文字レイアウトだとか、特に国産ガラスマはその傾向が強いと思うのですが、韓国とか台湾のメーカーのほうが、「自分たちの言語の読みやすさ」とかしっかり考えてるんじゃないのかなー、と最近は感じているところ。

結果的に日本語も読みやすくなる、と。

ただし、Appleはソートー中国市場に熱視線送っているみたいだから、iOS6とかになるとちょっと変わるかもね。すなわち、画面サイズの大小だけでは分からないかもねってこと。

でもそこんところが変わらなかったら、もしかしてiPhone5買わないかも……と思い始めている今日この頃だったりしますぅ。

なんで「AQUOS PHONE sv」の話から始まって「iPhone5」で終わるのか、自分でも良くわかりません・笑。






2012年7月21日土曜日

test

↑ モニタスペックはわずか、0.2インチ違い。さぁ、どうする?


「えー、本日はご足労いただきまして大変ありがとうございます」

「こちらこそ」

「早速ですが、御社からのご提案を考慮させていただいた上での、弊社よりの具体的な要望をご案内させていただきます」

「よろしくお願い致します」

「では、まずバリエーションの“数”なのですが、御社にご用意いただくのは、計5台、5モデルとさせて頂きたく存じます」

「えっ、5台も、ですか」

「はい。次期、夏モデルは、弊社の基本方針といたしまして、全機種スマートフォン、全機種LTE対応としたく存じます。さらに全機種Android4.0とさせていただきます」

「えっ? フィーチャーフォンは……」

「ございません。フィーチャーフォンに関しましては既存モデルにて対応ということとなります。ここだけの話ですが、ご存知のよう、“3Gのトラフィック”という命題がございます。弊社と致しましては、とにかくこの夏もLTEという商品をですね、最前面に打ち出していきたいと考えております」

「は、はい……」

「そこで、ですね。従来より御社にお願いしてまいりました。ご高齢者用モデルをですね、ぜひAndroidにて新規開発していただきたく存じます。まずこれがひとつ」

「えっ、あれをスマホに、ですか?」

「はい。御社の技術力とノウハウをもってすればですね、独自UIの導入によって、カタチにするのも容易と存じます。とにかくLTE回線へと可能な限りシフトさせたいという弊社の事情がございます。まあ、なにせ膨大なユーザー様がいらっしゃいますので……」

「はぁ」

「そしてもう1台は、価格コンシャスなモデル。ぜひこちらも御社にチャレンジしていただきたいモデルとなっております」

「低廉なモデル、と」

「はい。ご存知のようにスマホのニーズは間違いなく高まっておりますが、いざ買い替えとなった場合、意外にハードルとなるのが“価格”です。マーケットが急拡大中ですので、やはり、価格が重要なファクターとなってまいりました。そこで、平均的な累積ポイントでカバーできる価格帯を我々はイメージしております」

「具体的には?」

「データ解析では、5000円前後とみております。ここにですね、長期契約割引等を加えますと、実質ゼロ円となります。窓口では“買い替え無料”とご案内できるモデルとしたいわけです」

「ん~。御社の大前提でありますところのぅ、すべてがAndroid4.0となりますとぅ、ちょっとぅプロセッサー価格との兼ね合いで厳しいラインかなぁ、と思うところなのですがぁ……」

「今年の夏、弊社が扱わせていただくモデルのうち、一社で5機種は最多となります。ぜひですね、そのあたりもご考慮いただいた上で、価格に対する技術的なチャレンジを、ぜひよろしくお願いしたいところでございます」

「あ、はい……」

「重ねて申し上げますと、アーリーアダプター的な、マニアックなお客様はもちろん、専門性の高い媒体等もあえて注目しないモデルになろうかと、存じます。ただし、弊社にとっては販売上、大変重要なモデルとなります。具体的には“指名買い”ではないユーザー層様ですね。フィーチャーフォンが古くなったので、店頭に訪れられた……次もフィーチャーフォンを、と予定されていたようなお客様です。何より店舗の現場スタッフがオススメしやすいことが大切です。大変重要となるのが“価格のハードル”ですね、それを御社の技術力をもって、何とかフラットにしていただきたいわけです」

「なるほど……」

「そしてもう1台はですね、女性向けを前面に打ち出したモデルですね、こちらをお願いしたく存じます。基本的には御社にご提案していただいた“女性向けモデル”の内容で結構でございます」

「ありがとうございます」

「ただし……」

「ただし?」

「ただし、弊社では、あともうひとモデル、女性向けイメージの強いものを用意する予定なのですが、そちら様とのイメージ的なバッティングを防ぐ意味で、当方からの新規のご提案がございます」

「な、なんでしょう……」

「基本デザイン、スペック等は、御社のご提案で基本的に結構です。ここに幅広い層に人気の女性ファッションブランドとのコラボモデルとして、話題性を高めたいと思っております」

「コ、コラボモデルですか」

「ブランドの選定等は弊社にお任ください。代理店様にもご協力いただいております。ボディカラーの選定や簡易な装飾等、プラスアルファとなる要素は最小限とする予定でございます。製品化の行程も含め、正式な内容をファッションブランド様とすり合わせた後に、御社の稟議にかけていただくという流れで、どうかよろしくお願い申しあげます」

「ちなみにそのブランド名は?」

「え~、現状ではまだご案内できる状況ではございません。暫しお時間いただくというカタチで、この件に関しては、このまま、お持ち帰りいただくよう、お願い申しあげます」

「ぜひ、お早めに、ぜひ……」

「ここまでで3台ですね。次に、御社提携会社様とのモデル。こちらは4.6インチ程度の標準的なモニタサイズを前提としていただきまして、新OSに相応しいプロセッサーをご選択していただき、な・に・よ・りも、発売後のトラブルなど一切なきよう、熟成といったコンセプトで、従来路線の正常進化というカタチで、ぜひお願いしたく存じます。こちらは基本的には男性ターゲットでございますが、女性でも“先端のスマホ”をとお考えになるユーザーを想定しております」

「熟成の方向ですね?」

「そうですね。御社にお願いいたしますモデルの中でも最も量販を期待したいモデルとなります」

「了、了解いたしました」

「ラスト1台ですね。これはですね、トップオブザトップ。御社の技術力の高さを象徴するモデルとなります。具体的にはですね、クワッドコアプロセッサーを搭載したモデル。御社からのご提案を強く勘案したものとなります。今の時点で他社様の具体的な各仕様に関しては申し上げられないのですが、クワッドコア搭載モデルは御社のみとなる予定です」

「えっ、うちだけですか?」

「そうです」

「あ、あちらは……」

「う~ん。ここだけのお話で……お願いします。もれ伝わってきた情報によりますと、クワッドコアモデルも用意されるそうですが、本国でのみの対応となりそうです。グローバルモデルに関しては基本的にデュアルコア。しかも弊社用に関しましては、御社同様、ワンセグ等の国内向け専用機能にも対応していただきますので……。ですから、ここはですね、未来も見据えた上で、ぜひ御社にクワッドコアを基盤とする、いうなれば“超全部入り”にチャレンジしていただきたく思っております」

「(やっぱり日本向けはないのか……。熱か、電池か。クワッド……。しかもウチだぇけ……)」

「ん。
何か?」

「いえいえいえ」

「以上、夏モデル、よろしくお願い申しあげます」

2012年7月20日金曜日

続「Xperia SX」について


関東でも超珍しい「Xiが下り75Mbps」なピンスポットで、再び「Xperia SX」をイヂってみました・笑。

アプリ『RBB Speed test』による実測で……下り48.40Mbps、出てた。すげー。初めて見たこんなの。

ということで動作環境には文句はあるまい。

一度「Xperia SX」を実体験してから、optimas itとか、optimas xとか、iPhone4Sとか、イヂくってみつつ、ふたたび二度目の「Xperia SX」体験とあいなりました。

さて?

印象は…。画面がやたら狭く感じる。そして…… 軽すぎ、かも。

自分でもビツクシな印象の変化……。

optimas itの4インチと比較してさえ、見にくい。細かい文字とかの視認性もあまり良くない。筐体の幅そのものがひとまわり違うのですね……。当然、モニタの幅そのものも。

そして、です。

各種入力の操作性を高めるために「ある程度の重量」って必要なのかもしれないと、今回は激しく感じられた。

たとえばiPhone4Sは3.5インチなのに140gもある。iPod touchの激薄・激軽とは対照的。フツー、軽ければ軽いほうがいいって考える。ただ、操作性とか考えると「ある程度の重み」って実は性能なのかもしれないと思ったわけです。もちろん筺体とかモニタのサイズとかのバランスがあるとは思うのですが、単純に軽くすると「座り」みたいなものが悪くなるだけなのでは? と。

たとえば二つ折りのガラケーの場合でも、片手入力の時とか、モニタ側の質量を上手に利用していると思うのです、人って。無意識のうちに。入力達人となれば尚更でしょう。

もちろん手に持って、ただ画面を眺めているだけだったら絶対的に軽いほうが有利かも。でも、フリックしたりスワイプしたりタッチしたり、かなりせわしなく画面をイヂくっているんぢゃないかな、スマホの場合。そういった動的なシチュエーションでの「座りの良さ」みたいな概念に気づいたというか、気づかされたというか……。

もちろん「軽ければ軽いほど、ありがたい」というニーズが間違いなく存在していることは理解しています。言いたいのは「スマホとしてのトータルバランス」とか「トータルでのユーザーエクスペリエンス」について。為念。

あと今回は「AQUOS PHONE st」も、ちょっとだけイヂってみた。3.4インチの108g。まあ、これに関しては基本コンセプトが露骨に「音楽」なので、あまり自分には感心なかったから、まともにイヂっていなかったのですが、今回はあえて「コンパクトモデル」の比較ということでイヂってみた。

もちろん先に述べた「フル・Xi環境」で。

で、イヂりつつ、自然と……「プロセッサーは何だ?」と思った。

なぜなら、すべてが遅いから。

MSM8255。それも1GHzのシングルコア……か。

ここでSamsungの開発の人がAndroid2.x系でもデュアルコアぢゃないと、その能力を活かせないと語っていたことを思い出す。あと、先日もXperiaの2.x世代のモデルをAndroid4.0へと正規にヴァージョンアップするの諦めたっていうニュースあったでしょ? これも本質的には同じ理由ですよねぇ……。

いろいろあるんですねぇ、最新スマホって……。






2012年7月19日木曜日

「auの夏 2012」について

.
近場のau直営店にブラリ入ってみた。初めてかも……ココ。

「HTC J」が入り口正面に待ち構えていた。個人的には、すっごく前から出ている機種に感じられてしまう……。他キャリアと比較してもブッチギリで早い発売だったゆえ。

また店舗内レイアウトで特徴的なのは、一等地の専用ディスプレイにiPhoneの実動機が3台も配置されていること。ここでは「次のiPhoneって何のことですか?」みたいな空気が支配的かもね。

さて、夏休み。新しいスマホが欲しくなる時期。まさに商戦ですな、今。

で、あれ? 旧モデルらしいが…。

「optimas x」 とな。前から4インチとか出てたんだ、LG ……。ただし、もちろんAndroid 2.3。iPS液晶はやはり「optimas it」同様、キレイだな~。 なるほど、これにガラスマ機能フル搭載してAbdroid 4.0としたのが、「optimas it」(docomoモデル)なのか、と。ただ感じたのは、もしかするとAndroid4.0メリットって、小さい画面の高精細な表示にも効くのかもな、ということ。ちょっと興味深い。

で、いろいろ夏の新モデルとか、以前からあるAndroid2.xモデルをイヂってから、iPhone4Sをイヂってみたのですが、さっすがですね~。

Androidの文脈とは全然違うのだな、と。UIのデザイン、Retinaの超高解像度、発色の美しさ、そして超ヌルサクな操作感……。画面のインチ数とか忘れさせる世界が凄い。これはいつも感じること。ホントに3.5インチなのか、と。

商品力は間違いなくあるな、今だに。こんだけ最新Android4.0系のいろんな機種をイヂくっても、やはりそれを思わせる力。Apple凄いわ。

ともあれ、です・笑。

何だかんだいって国内キャリアにおけるdocomo様の影響力は超絶に凄く、それは端末メーカー各社に対する要求力の強さとも言えるはず。きっとauをして、docomoの強い影響下にある国内メーカーの(auに対する)対応は忸怩たるものがあるのではないか、と。

過去の実績、現在でも5割ちょい切りな独禁法ぎりぎりの圧倒的シェア率、ゆえの商品企画段階からのコンセプト・ディレクション……。それは発売時期とかにも当然及んでいる、と考えるのが自然。でもそれは他キャリアも巻き込む、と。

たとえば、今回の「HTC J」ギョーカイ内だと結構なニュースだったのかも……。とくに販売時期。

滅茶苦茶発売タイミング早かった。本来、夏モデルってあのタイミングであるべき。ただし、新OSたるAndroid4.0を咀嚼する時間とか、CPUの供給不足とか今年は全体の流れが違っていた、と。特にガラスマメーカーは遅くなる傾向にあったか、と…。

HTCは、Samsungに完全にヤラれてしまったているのが現状。そしてdocomoのGalaxyに対する影響力も実はでかい。

そこで、HTCの今回の出方としては、これから日本市場では「auでゆく」っていう意思表明なんぢゃないかな~、と。だってdocomoとしてはイラっとくるよね、この突出した早いタイミングでの発売って。

6月のMNPの数字にも間違いなく出たでしょう、「HTC J」の威力は……。

auとしては年末にはiPhone5、同時にLTEの一気立ちあげを予定しているので、この夏は、iPhone4S と HTC Jの二枚看板で乗り切る、いや乗り切れるっていう算段かな、と。あるいはこの程度にしておこっ、みたいなぁ。

あと訪れた店舗の目立つところには京セラの夏モデルもあったけれど、これはau独自モデルということと、何よりauの大株主のひとつが京セラっていうのが絶大だよね。ちなみにこの京セラモデル、個人的には液晶の描画で「……」となったし、その後ホーム画面が崩れるというトラブルが発生したと思います……。

基本的には「iPhone 4S」と「HTC J」の二枚看板。

このシンプルな体制で、夏のauが、どれだけMNP伸ばすのか、あるいは伸ばせないのか、7月の数字も注目したいですねっ。








2012年7月17日火曜日

「MEDIAS X」について

.
単純に感心する「MEDIAS X」。

4.3インチ、そしてガラスマ機能満載……、にもかかわらず、「ここまで薄くできるのか!」と。

また、カラバリに象徴されるよう、明確に女性がメインターゲット。

でも、商品性そのものは男性だってソートーいける……というか普遍的なもの。

同じく4.3インチの「HTC J」(au)と比較すると分かりやすいのですが、絶対的な薄さでは「MEDIAS X」。ただし、片手持ちでの親指の自由度の高さでは「HTC J」。これはボディ隅(角)のラウンド処理とかが効いている。

写真とか数字とかでは分かりにくい部分なので、ちょっと試していただきたいところ。

でもこの「MEDIAS X」の薄さ感は凄い。4.6インチ以上だと容積的に有利になると思うので、「Xperia GX」の“薄い”とは 雰囲気チト違うんですけどね。

モニタサイズをインチという単位で表すとよく分からないのですが、個人的には大きくふたつの「流れ(世界)」が存在していると感じており、それは……

■ iPhone4S(3.5インチ)→ XperiaSX(3.7インチ)→ optimas it(4インチ)

■ MEDIAS X(4.3インチ)→ Xperia GX(4.6インチ)→ Galaxy S3(4.8インチ)

まあ「幅」が2タイプ、『幅広』と『細身』が存在しているってことですね。

それはともかくぅ、今回のMEDIAS Xに関してはオチがありまして……

たまたま触っていたショップのエアコンの調子がイマイチだったらしくて、地味に暑めだったんですわ。ただし、汗ダラダラ出るほどではもちろんありませんヨ。

で、MEDIAS X触っていて暫くしたらコーション出て、「高温になったからシステムを抑えます」みたいな……。で、次の瞬間、モニタの出力も最低限のものに……。

この画面のスクショは見たことあったけど、まさか自分の手の中でそんなコーション出るって……。

そこでWEBで調べると、昔のMEDIASぢゃなくて、最新のXで何件も似たような「熱問題」指摘されているんですね……。既に……。

店員さんに尋ねたら「いつもは寒いくらいに冷房効かせている」って言ってたから、そうだったら、きっとこの現象は起こらなかったでしょう。けど、汗ダラダラ出るほど暑かったわけじゃないんですよ、ソコ……。

偶然とはいえ、奇遇すぎ。運命ですな。いや運命すぎ。

ps.試しにカタログの「厚さ」を再確認してみました。S3が9mm、GXが10.5mm、optimas itが10mm。で、MEDIAS Xは、やっぱり7.8mmしかないのか……。凄い。カタログスペックは……。







2012年7月16日月曜日

「SMART WATCH MN2」について

.
ケータイショップで新型スマホをイヂっていると、嫌でもお客さんと店員さんの会話が聞こえてくる。

一言で言って    凄い。脚本家が書けないというか、思いつかないつけない内容。まっ、これはこれで楽しい。ハラハラしちゃうことも多いけど。

またGoogleのChromeの開発リーダーのインタビューで、自らのNexusを称して、これだけの高精細な画面と処理能力、安定した通信環境を享受しているのは世界全体の5%にしか過ぎない、と。

だよなぁ。

輸入モノは五万円前後なのに、docomo白ロムなGalaxy Nexusは二万五千円前後で買えるのって、やっぱり凄いことだよな、と思ったり。オトク。ちなみにiPod touchの32GBが似たような値段。最新のAndroid体験できて、この値段って……。夏から年末にかけてのオモチャはコイツに決まりだね・笑。

まあ、ソフトバンクの夏の株主総会Ust.で観て感じたのは、基本的には「ボロ儲け」。電気料金と同じく割高なんだけれど、みんな払っている。まあこれはSB批判ではなく、docomoが作り上げた「日本の常識」にauもSBもノっているってことでしょう。

あと、auの夏の新作発表会をUst,でもう一回見返してみたのですが、やはり年末にLTEを一気に立ちあげてくるのは間違いないな、と。しかも人口カバー率は96%みたいな感じで、iPhone5が目玉だと思うのですが、夏モデルでは落としたGalaxyとか、当然、LTEで出してくる、と。その頃にはGalaxy Note2も出ているかな。

iPhone5は8月7日に発表されるかも……とか噂されてもいるしな。田中社長は発表会で、LTEのスタートを「前倒し」とかチラっと言っていたのだけれど、想像以上にAppleがiPhone5を早めに出してくるのかもしれないな。年末に一気に立ち上げる予定が、iPhoneのせいで若干未整備のままスタートするってことかもしれない……。

docomoの夏モデルは実際にデモ機に触れると「おっ」と思わせるものが数台はある・笑。欲しくなるのは当然。夏休みのこととか考えると多数派にとって今時が物欲MAXでしょうし。

けどマジでちょっと待ったほうがいいと思うなぁ。MNPでauに移ったほうがオトクだし・笑。

ソフトバンクも3年で一兆5000万円も基地局増設に資金ぶっ込むと明言しているが、プラチナバンドの運用開始は何だかんだ言って七月末から。auは、とにかくdocomoとSBをLTEでぶっ千切るつもりでしょう。

低価格化でのシェア争いまでにはまだ遠い。技術的な進化の余地がまだあるしね。

あ、すみませんSONY「SMART WATCH MN2」でした・笑。

銀座のソニーで実物に触れました。

iPod nanoサイズを勝手にイメージしていたのですが、ひとまわり小さい。すっごく好印象でした。

ただし、ネット販売のみ

いらないっちゃーいらないのですが、一日中、出歩いていたりするシチュエーションではすっごく便利なシロモノとなる場合もある、と。

検討中であります。






2012年7月14日土曜日

「optimas it」について

↑ iPhone 4Sは3.5インチですね……。あとこの写真、本題と直接関係ナシですぅ。
.
そもそも大画面タイプに感心があった。

ので某ドコモショップで、初めて「optimas it」に触れた時は虚を突かれた感があった。

持って触って眺めて、「!」となって、その時点でメーカー名を確認して「LGかぁ」となったのは覚えている。

「えっ、なんだ、これ良い」→「韓国製なのか……」と。すみまそん。

ガラスマがかなりダメな印象でガックシして、そもそも小型なのであんまし関心無かったのですが、触ってみるかな……みたいな感じで触ってみたら良くて、で「LG製」だったんで、向井理調で「で、ですよねぇ」みたいなぁ・笑。

その後、小型タイプではXperia SXも触った。やはり天下のXperiaシリーズ、大小、GXとの二枚看板。ただし、理屈ではアリだよね、みたいな感じだったんだれど、もちろんくれるって言われたらいただきますが……みたいな印象。

ともあれ、Xperiaシリーズは話題性も抜群ですしね。

にくらべると「optimas it」の取り上げられ方度は大したことない。専門の媒体もあんまし注目していない雰囲気。同じLGでも大画面タイプのJOJO様のほうが露出は圧倒的でしょう。

冷静に考えて「optimas it」って無視されている雰囲気ありません?

でも、UIのヌルサク感もいいし、WVGAにもかかわらず、なんか画面もとってもキレイで見やすい。

しかもこの4インチという設定、噂のiPhone5と同じじゃありませんこと? ちなみにXperia SXは3.7インチだったりします。

SXだと無理っぽすぎるかなぁ……とか思うところ、optimas itの場合、これでイケるんちゃう?みたいな微妙な違い。

あと4.3インチ以上クラスと比較すると「幅」が筺体にしろ、モニタにしろ違います。8mmとか10mmとか、違うんですね。やはりiPhoneというか、Appleが拘っているのは「幅」なんでしょうね、と。

う~ん、あえてoptimas it選ぶって、かなり、通ですよねぇ。

どういう人が選ぶのだろ?

まず、絶対的なサイズかなぁ。でも4.3インチで幅広でも「MEDIAS X」の激薄って結構すごくて、片手持ち(片手操作)にもあなどれないものがあるしな。ただ……。

SXとの比較で結局……ってことなのかな。まあこのあたりの夏モデル全体の印象は近いうちに。

とどつまり、個人的には「optimas it」、大注目中というオハナシでございました~。

あるいはiPhone5出るまでオタオタ・ウロウロしてんぢゃねー、という神の啓示か・笑。

ps.しっかし昨今、てんでネット接続しているデモ機がない。Galaxy S3くらいは……と思うのだけれど、大本営通達でヤメたみたいだな、きっと。有楽町のドコモラウンジは別として……。ということでテストには要ポケットWiFi、ポッケに忍ばせて、と・笑。






2012年7月13日金曜日

「ATOK お試し版」について

.
Galaxy S3とGalaxy Nexusを比べてみる。

今回注目したのは「モニタ下端の位置」。

ここでは左手で片持ちしつつ、左手親指でキーにアプローチする様子をイメージしてください。

筺体におけるホームボタンの位置の違いはさすがに一目瞭然だし、ひとくちにキーボードとはいってもモデルごとにデザインが異なる。写真はNexusがiWinn IME、S3はSamsung IME。

S3のそれは画面サイズの大きさを活かして、キーそのものが大きい。けれど、キーの上端も高くなっているので、左手による片手操作の場合、画面右上、写真では「P」とか「O」の操作性が、人によっては異なってくるだろう。

なぜ個人的に片手操作に拘るかと言えば、「スマホに適したサイズは?」を探っているから。片手で長時間持っていても苦にならない重さ、片手でキー入力等しても快適なサイズ。きっとあるはずだ、と。

もちろんこれにはIMEはもちろん、各種アプリのUIのデザインも関係してくる。スマホだけ眺めて、使いづらい、使いやすいともならない。

IMEに話を戻せば、個人的にはPCのものはMacにしろWinにしろ新型購入と同時にATOKを導入してきた派である。

そして、Androidに関しては、無料で配布されている「Google日本語入力 Beta」を愛用してきた。というのも、明らかにGoogleSerchの最新検索機能を変換に応用しているシロモノであり、たとえばミーハーな芸能人の固有名詞など呆れるほどに上位に「予想」をもってくるからだ。

ただし、ここにきて「片手操作に拘る」命題を強くして気になってきたのが……「ATOK for Android」。

なぜならATOK、キーボードのサイズはもちろん、キーボード位置の上下の微調整まで可能ゆえ。


ビジュアル的には派手なフリック入力のUIが印象的だし、実際、使いやすい。けれど、「キーボードのサイズと位置を微調整できる」というのも、大画面スマホが主流になりつつあり、さらにスマホが女性など多数派に浸透してゆく中にあって、絶対に注目したいポイントのはず。

Galaxy Nexusに「ATOK お試し版」を入れてみたところ、キーボード下端の位置は、「低ければ低いほどいい」というわけでないことを確認できた。もちろんこれはスクショで単純比較できるものではなく、筐体そのものの厚みやデザイン、操作する人によって大きくセッティングは異なってくる。

とにかく、「キーボードのサイズと位置調整」が可能というのが素晴らしい。


ちなみにお試し版は2週間無料。本ちゃんは1500円。です。

試す価値は完璧にあるでしょう。






2012年7月12日木曜日

続「Galaxy S3」

.
情報のみの前段階。「Galaxy S3」の姿カタチとか、スペック、どう捉えたか。

まず、画面サイズ。

Galaxy Nexusの4.7インチよりも、「0.1インチ」大きい。1インチではなく、0.1インチ。画面対角線にしてわずか「2.54ミリ」。

それが果たして必要か?と思ったし、同時に「少しでも目立つ数字を大きくする」という販売政策面みたいな戦略として捉えた。

またGlaxy Nexusは、固定キーをソフトキーとして、画面内に収める。一方、Galaxy S3はソフトキーではなく、「メカニカルキー&タッチセンサーキー」を固定としてる。

つまり、だ。

Nexusとほぼ同じ筺体のサイズの中で、画面を0.1インチ拡大すれば、固定キーは、筐体の下端ぎりぎりに配置される……ということになる。

正直「実用性を無視して(売らんかな、な)スペックに走ったのでは?」と思った。

しかし、実際のGalxy S3に触れるに従って、それら先入観が誤りであったことに気付かされた。

たとえば筺体の隅に配されたタッチセンサーキー。auのHTC Jも似たような配置だが、HTC Jは、想像どおり、誤って触れてしまって誤作動を起こさせてしまうことが少なくない。

かたやGalaxy S3は、不思議なほど「誤って触れてしまう」といことが少ない。これは実際に触れて気づいたこと。よくみれば、固定キー部分の筺体は、強くラウンドしている。このラウンドさせた下部にタッチセンサーボタンが配されているので、誤って触れてしまうことがほとんどない。

次に「キーボード」。

個人的にスマホに強く求めるのが「片手でどこまでできるのか?」である。

特に片手操作で煩わしいのが「キーボード入力」に際してだろう。



こちらのスクショはGalxy NexusでGmailを開いた時のもの。下端は画面内の(ソフトキーによる)固定キーが写り込んでいる。この部分は上下で1cm弱あるが、当然キーボード下端は、その分、上に配置されることになる。

一方、Galaxy S3はキーボード全体が下へ1cm以上降りることとなる。

これが片手持ちの場合、「親指の自由度」「親指のリーチの余裕」となって絶大なる差を生み出す。

さらに、各アプリの「設定」キーの配置場所。意外とアプリの「設定」はイヂる機会が多いと実感している。

Galaxy Nexusの場合は、右上に「設定」ボタンが配されることが多い。じつは、固定ソフトキーは液晶であるがゆえに、アプリレベルで固定キーの左右に設定キーを新追加するということもAndroid4.xでは可能なのだが、それに対応しているアプリは限られている。ちょっと呆れるのはGoogle謹製アプリでさえ対応していないものが多いということ。

一方、Galaxy S3の場合、固定キーの配置は、Android2.x系を踏襲するもので、左端が「設定」となっている。これはOSの設定はもちろん、アプリ起動時には「アプリの設定」となるもので、ここでも「片手持ち」の利便性に大きく貢献している。

最初は「Android2.x系」からの乗り換えニーズを想定しての設定と考えていたのだが、SamsungにはSamsungのユーザー側に立った視点、Googleとは違う視点が存在するのだと考えるようになった。

これらに加えて、例えばGalaxy Nexusとの比較であれば、Nexusは、筐体下部に厚みを持たせ、上部になるほど限りなく薄くするというデザインなのだが、「均一で激薄」なS3のほうが、片手操作にもちろん優位となる。

当然、これら2台は、プロセッサーの基礎体力も異なっている。その差は何気ないところでも実感できるところだし、ましてや大量の画像を処理するシチュエーションなどでは、やはり世代の違いを痛感せざるを得ない。これはAndroid4.1にアップグレードしても埋まるものではないだろう。

以上、個人的にはめちゃくちゃGalaxy S3、気に入っている・笑。



ただし、様々な場所でスピードテストも行なっているが、やはり数値で比較すると、LTEの謳い文句ほどには超絶スピードではないよう。なのでXiはいらない、というか個人的には必要がない。

まあ、香港版とかのGSMモデルって、ガラスマ機能付いていないから、もっとスリムらしいんだよな……。いいなぁ・笑






2012年7月11日水曜日

続「Xperia GX」について

.
「Xperia GX」のデモ機のひとつは、外部モニタと接続されていた。

卓上ホルダはdocomoモノで、GX側面のMicro-USB(メス)に固定の端子がブチ込まれるというタイプ。ホルダからのHDMI出力で外部モニタ(テレビ)へ。

手前のキーボードは一般的なPC用で、Bluetooth接続。

これ他のスマホでも出来ることですが、こういう店頭ディスプレイしたり、ソニーはテレビも作ってますしぃ、docomoも便利な専用ホルダーとか用意してまっせ……ということ。

まあ基本的には、大きな流れはこれかな、と。

Xperia GXとSXは、いわば「大と小」。Galaxy Nexus と iPhone のふたつサイズがターゲットとも言えるかもしれません。あるいは「HDとQHD」。特にHDであるのでしたら、やはりここは外部モニタに繋がにゃ損。

ただし本格的に「この流れ」を加速させるのは「Nexus Q」。「Apple TV」も再確認したばかりですが、あれは「Apple TV」という製品単体で結構閉じている商品性ですね。Apple内で閉じているのではなく、製品そのもので閉じている。

さて、Xperia GXのデモ機に触れてみた印象ですが、やはり他と比較すると、軽い&薄いが際立っています。GalaxyS3との10g程度の差も感じられます。

ただし、後で気づいたのですが、「ワンセグ」が付いていない。個人的には必要のないガラスマ機能。もちろん付いていれば試すかもしれませんが、付いてなきゃダメ……ってことはない。

とはいえ。当然ワンセグの有無と軽さとかは関係しているはず。

韓国製がバリっとガラスマニーズに対応してきたのに……というのが正直なところです。基本的にdocomoオーダーでしょ、「全部付き」は。

しかも夏モデルの目玉はGalaxy と Xperiaってのは揺るがないところなわけですしぃ。バリっとタイマン張って欲しかったっす。

あと今回初めてGXの筺体に触れたら「軽い~、薄い~」印象が前面に出ちゃったと思うのですが、やはり「片手持ちでの角の出っ張り」は気になるところ。大したことないですよ。今回他にも夏の新作いろいろ触れたけど、GXなんか「出っ張っていない」としか感じられないくらい手のひらに突き刺さるシロモノだらけでしたから。

なので手に入れて、冷静になって、使い続けてゆくうちに「どうなのかな?」ってレベル。ただし、これはやはりデカイと思っています。なんせ毎日使い続けるものですからね。

Galaxy S3の面白くもおかしくもないカタチには確たる理由がある……と思っている今日この頃ではあります。ちなみにガキの頃からソニーLOVEで、ナショナルとかダサーと思っていたガキだった……とは付け加えておきますね。

まあでもGalaxy Nexusが出た時は「なんでこんな大画面必要なの?」みたいな風潮でしたけれど、やはり本質的には「HD」である。これ大切。

で、下手にこの画面サイズから逸脱すると、OSやUIはもちろん、APPベンダーの対応も含めてややこしくなることが多いから、やはり特に画面サイズに関してはリファレンスモデルたるGalaxy Nexusのサイズを踏襲するのが何かとストレスが少ない、メーカーとして……ってのが、GXからも感じられますね。

なのでこの画面サイズが鉄板。でもって、ここから薄く軽くしてゆくみたいな競争がひとつ。

もうひとつは、Galaxy Note2がサイズ変更して登場すると噂されていますけれど、きっとこれは噂ではないのでは?と思っているところ。

Samsungは独自の鉄板規格としてHDサイズの上のド定番を狙っていると考えるのが正しいのでは?と。もうちよっと縦長になるとか言われてますよね。あ、さて……。

まあ、Xperia GX。手堅くまとめた……といったところでしょうか。






2012年7月10日火曜日

「スマートフォン完全ガイド」について

.
表紙を眺めただけでは何が雑誌名だかてんで分からない、「スマートフォン完全ガイド」(100%ムックシリーズ)であります。

広告ゼロな家電批評の別冊でありますね。ちょっと楽しみですぅ。

ぱらぱら。

日本全国でXi、WiMAX、ウルトラスピードのテストをしています。努力っ。

ただし、この記事を表面的に眺めた人は「Xiってやっぱりイケてる」となるでしょう。チト、docomoのインボーが入っている気も……・笑。冗談ですよ、冗談っ。石川某さんみたいな結構メジャー系が選者に入っているしぃ……・笑。冗談ですよ、冗談っ。

ただし、です。

個人的に身近な、Galaxy S3とHTC Jで感じた事が、膨大な場所でテストした誌面の結果と傾向が共通しているのですね。

つまりXiがそこそこ、というかなりイケてる。かたやWiMAXが意外とダメ。みたいな傾向ですね。

ただし、同誌でもそうなんですが、「てんでXi圏外にGalaxy S3をもっていったら、スピードとか電池の減りはどうなんだろ?」というギモンには、この辛口雑誌様はお答えいただいておりませんね。

ちなみにぃ、Galaxy S3は省電力設計みたいなところも最新みたいなんだよな、どうも……。

で、じつはiPhone5は、auで買おうかな~とか思っていただけに。フムムぅ。ただし、年末に一気呵成に「LTEを立ち上げる」って田中社長は明言済みですからね。

ちなみにソフトバンクのウルトラスピードは誌面ではオハナシにならず……のようですねぇ。でも都心部ではめちゃくちゃ3Gのスピードが出るみたいな傾向は、ちょっと前と変わっていませんね。

やっぱりiPhone5で世の中は動いていて、LTEでどう各キャリアが出てくるか、ですね。秋口から年末にかけて。

今だったら、普段ほとんどXiエリアに住んでいるのなら、嫌かもしれないけれど、Galaxy S3で「鉄板」かな、と。

auだったらHTC J。ただしこれ、WiMAX掴めない時の3Gのスピードの遅さとかあるみたいなんだど……。お店で確認してちょ。

ソフトバンクかぁ。iPhoneだけ安い定額プランだけみても、やはりiPhoneに対するこだわりは格別なんだな、と。販売政策面においても……、これ、誌面を読んで再確認したことですねぇ。

でもあのAppleが販売比率ねじ込んでくるっていう噂もあるにしろ、auがこれだけ夏モデルのバリエーションを絞ってきているってのも不気味なんだよな(Galaxyとか、Xperiaとか夏に投入しないって……)。あの田中社長は結構、やらかしてくれそうなんだよなー。孫さんと同い年だしぃ。

たとえばiPhone5とGalaxyとXperiaの「どやっ」モデルを一気にラインナップできるのってauだけなんぢゃないかな。他キャリアからすると、この風景って寒気するんぢゃないかなー。しかもフルエリアカバーに近いLTEとセットで……。凄いよね、これ、実現したら。

ということで、とりとめ、いつものごとくまったく無くぅ。失礼。

ps.で今気になってヤフオクでGalaxy Nexusがどう動いているのか、確認してみたんですけれど、動いているし、結構いい値段、付いてますねー。一万円ちょっとで落札できるかも……とかは夢でした。別にアキバ行って買うのと変わらないみたい。当然かな・笑。





「Xperia SX」について



.
「Xperia SX」の実動機に触れて参りました。

や~っと銀ブラできたという次第。ソニープラザに置いてあるのはネット接続していなかったので、やはり行くなら、有楽町の「docomoスマートフォンラウンジ」です。

ちなみに同様の施設は他に、札幌、京都、梅田(大阪)、神戸、福岡にありますよ。

さて、「Xperia SX」。持って、触れて、眺めてみて感じたのは、やはりある種の感動です。

今回はうすらデカイのばかり試してからだったので尚更。

手の中にすっぽり収まる。しかも激軽な95g。

小さくてもGalaxy S3並に重い「iPhone 4S」は、それはそれで趣あるものですが、やはりサイズ相応に軽く、にもかかわらずスペックも凄いというのは、まさに「小さいものに萌える日本」の面目躍如といったところではないでしょうか。

じつは同じく小さい「AQUOS PHONE st」などにも似たような煌めきを感じたりします。

日本人って小さく作ることに萌えるというか、得意というか、そんな印象をまずもちます。逆にうすらデカくなるとボケがちというか……。3.5インチのiPhoneという絶対的な目標がそこに存在しているわけですし、やはりガラスマメーカーは、小さなサイズもめげることなく、育てていっていただきたい。そんなキモチがしますね。

まあiPhone4Sは140gもありますから、たった95gのXperia SXは、唯一無二の存在でもありますね。

本能的に、ちょっとの間、預かって、どんなものだろ~と試してみたい機種・笑。

ただし、個人的にはスマホで文字を読む、というのはかなり重視している派なので、やはり画面が小さいものは小さい。モニタは「Xperia Ray」世代のWVGAから、QHDへと高精細化は成されているのですけれど、それでもiPhoneのRetinaと比較すると、描写能力は、やはり劣るかな、と。

もちろんキーボードも相応に小さい。ガラケーでの親指入力を鬼のようなスピードで果たす技をお持ちな特に女子の皆様だったら、このXperia SXをどう使いこなすのだろ~と思ったりするのですが、個人的には厳しいだろうな、と。

いやいや「これでソートーこなせるのでは?」という思いと、「厳しいだろ~、さすがに」というキモチが相半ばするというか……。

短時間触れて、「あっ、これいらねっ」とは絶対にならないモデルなのですが、理屈で考えると、やはりこれ1台で……とはならぬだろうな……という雰囲気。「docomoの2012夏モデル」を1台だけ買えと言われたら、個人的にはコレ、「Xperia SX」です。試してみたい!

ただし、香港みたく全部白ロムで売っていて、今使っているSIM差し替えるだけで、試せるという環境ならともかく、「Xperia SX」買うと自動的にXiの定額プランに入らなきゃいけないのがガラパゴス島の掟であって、それ考えるとゼータク品にしか見えないかも……。質感もポップですしね、色味だけでなくぅ。

知り合いのガラスマ使っている女子も最近はスマホに興味津々なのですが、iPhone欲し~とか女子の常で言っていたのですが、店頭で実際にいろいろイヂってみたら「今のiPhoneの画面って小さいかも~」と、他と比較しちゃうと、どうしてもそういうコメントが出るようです。

やはりスマホ単体だけでは判断できず、キャリアのサービスとセットでどうか?が商品性そのものなんですよね。当たり前ですが……。

ちなみに男性でも仕事の都合上小さいのぢゃないとダメと言う人にも出会ったことがありますから、まあそういう方に関しては、まさに「待ってました!」となるに違いありません。ただし、そういう人って多数派じゃないよね、きっと、という印象ではあります。

まあUIなんかに関しても小さいゆえの配慮とか必要なのでして、それは蓄積みたいなものが大切だと思います。つまり、ソニーに関しては、小さいのと大きいののツイン戦略ですね。いきなし、SXを作ったのではなく、Rayだったり、海外モデルで数多くのコンパクトモデルを作ってきた歴史というか。それは間違いなくあると感じました。

とにかく悩ましいモデル……。

ただし、現在のワタクシは「スマホ1台で何でもできるのでは?」と思っているところ。そのために実は大切なのが、「外部の大画面モニタ」への出力なんです。じつは「Xperia GX」にはそれが込められています。

またNexusQも出ましたよね。そこでそういえば「Apple TV」ってどんなんだっけ? というキブンになって、銀座のAppleStoreに出向いて、女性スタッフから操作しながらいろいろと教えてもらっちゃいました。iPhone4S、iPad2、NewiPadとしか、WiFi経由のモニタリング(ミラーリング)はできないそうです。試しにRetina iPadからAppleTV経由でミラーリングしてみたんだけど、外部モニタの絵は美しくなかったな……。

HDMIで出力して、バリっと高精細で外部モニタに出力できること。これ個人的には、もっともっとこれから重要になってくると考えているところであります






2012年7月8日日曜日

「新標準ブラウザ」について

.
Android4.1系の記事とか動画とか見ていると、「クイックコントール付きのブラウザ」を紹介している内容があった。数件……。

ただし4.1登場と同時に「Chrome Beta」が、ただの「Chrome」へと昇格したりして、もちろんこの新クロームはAndroid4.0.4にも対応しているわけなので、そっちにエネルギーというか、キモチが向かっていたのは事実。



また直前の新Firefox絡みで、各種ブラウザーのスピードテストなどの記事も踊っており、当然のように「標準ブラウザー」は遅いデータが出ていたので、かなりのレベルで無視していたわけです。

でも、何かがオカシイ……?

潜在意識が強く「???」となっていると、チト他のことが手につかなくなる傾向があって・笑、でも何に対して「???」となっているのかが分からないという……・笑。

じつはdocomoの「夏モデル 発表会」のUstream観た時もそうだったんだよな……。「なんなんだろ、これ」という違和感ばかりがココロの前面に出てきて、その正体が掴めない……みたいなぁ。

今回に関しては、それほどヘビーではなく、結論としては、いつのまにかICS用デフォルトブラウザーはアプデしていて、クイックコントロール機能がプラスされていた、ということなのでした。

手元に「Android 4.1で動いているスマホ」が無く、記事の断片的な情報にばかり触れていたので、何のことかちーとも分からなかったというわけですね。

Chromeにクイックコントロールが付いてるのか、4.1は……と思ったくらいでした・笑。

で、手元のGalaxy Nexusの標準ブラウザを久しぶりに開いて、設定を確認すると……あった。付いてた、クイックコントロールの新設定が!

Chromeはフラッシュに対応していないので、各種動画が視聴できなかったり、あと、検索ウィンドゥが固定なので、どうもそれが邪魔くさい。あと、Galaxy Nexusの場合、「設定」が右上に配置されるので片手操作のスマートさがいまいち。

クイックコントロールってそもそも、片手コントロールの自由度の高さのものです。

ただし、当初から純正ブラウザーを多機能化した「Quick ICS ブラウザー」なるアプリが無料にて配布されておりまして、ワタクシ、こちらをずっと使っていたのでした。

さて、新「標準ブラウザー」。クイックコントロール機能は最小限ですね。「Quick ICS ブラウザー」のほうはコマンドの種類とか配置とか、すっごく多機能なのですね。まあ、そちらをずっと使っていたので……。新標準ブラウザーに感動とかはそんなにありません。

ただし、Chromeは明らかに速くなって「こっちかな」と思っていたのですが、標準ブラウザも体感的にはそんなに遅くない印象。

フルスクリーン表示もやはりいいな、これ。

ということで、ここ数日はクロームのデフォルト設定を解除して、ブラウザ三種類をいろいろ比較して遊んでいる、というご報告でした

追記ですぅ。Android4.1の標準ブラウザーは、やはり4.0.4のとは違うのですね。クイックコントロールの能力が進化している。これはQuicK ICSブラウザーとも異なっているUIとなっています。なんかこうなってくるとGalaxy Nexus持っているのにroot化していないって……、みたいなキブンになってきます・笑





2012年7月7日土曜日

「体育会系スマホ選び」

.
初スマホ。あるいはちょっと前のAndroid2.x系からの買い替え。

「どれ買ったらいいの?」とお悩みの諸兄は多かろう、と。

そこで「体育会系スマホ選び」を。

情報入れない。先入観を排除する。これ、まずこれ大前提です。

でもって、とにかくいろんな販売形式のケータイショップを訪れ、とにかく動いている稼働機を手に取る。

ただし、ショップによってはネットと接続してなかったり、様々なプロテクトが掛かっていたりします。

でもいいんです、体育会のバヤイ、動いていればよし。

でもって、作法その1。片手でもつ。

右利きの場合、基本は左手持ちとなるでしょうね。とにかく片手持ちを大前提とする。

でもって、作法その2。ホーム画面を横スワイプする。

ただし、右右右、左左左、右右右、左左左ととにかくイケるところまで右スワイプ、左スワイプを繰り返します。親指ツルまでやる必要はありませんが・笑、まあ一機種50回から100回はやっていただきたいところです。

愚直に左右スワイプだけを繰り返す。これぞ体育会系スマホ選びのコツ。

なんでこんなアホなこと思いついたのかと言えば、ホーム画面の左右スワイプだけで、ソートーいろんな情報が掴めると昨今思ったからです。Android4.0世代に移行してもソートー機種ごとに違いがあることも分かったし。

またスワイプ中、スワイプする回数にこだわるあまり画面から目を離すなんていう人もめったにいないでしょうから、あえて「画面から目を逸らすな」とも申しません・笑。基本的には、ずっと、見続けて自然と色味やアクションの変化が記憶されてゆくはずです。

またスワイプする数が数ですから、「片手持ちでの親指の動きやすさ」にも次第と気づくはずです。また筐体そのものがもっている重量バランスとかも。

で、同じく「ただ黙々と左右スワイプ」の動作を、他の機種でも延々とやり続けるわけです。

左右スワイプなんて誰でも出来ますからね、使い方分からなくてモジモジしてて周囲の視線が気になるってこともないはずです。いや逆に何か凄い人みたいな印象を与えられるかもしれませんな・笑。

ただし、ひとつだけ気になるのが「画面の輝度」でして、これは店舗によってテキトーに設定されているのは間違いなく、輝度が高すぎると、逆にネガティヴな印象をもちやすいかなとかは思いますね。逆に短時間触れただけだったり、初心者ほど輝度が高いほど良く見えちゃうっていうこともあるようです。

まあ、この輝度に関してはともかく……。10台とか20台とか「左右スワイプだけ」し続けると、きっと自然に、「これはいいかも」とか「これって嫌かも」とか、画面が大きいとか小さいとかそういうことも含めてあまり関係なくなってゆくと思います。

あと熱問題のある機種とかも、結構短時間のうちに「その性向」が出てくると思います。そもそも発熱済みのことも多いですしね。

もちろんXperiaが、Android 4.0世代になって、モニター出力すると、めっちゃ洗練されたUIになっている……なんてことは分かはずもありません。この「体育会系スマホ選び」では。機種ごとのカメラアプリしかり。でも、最初っから「わたしって外部モニタに出力することが多いから、とってもソコらあたり気になっている」という方は、最初っからそういうアンテナ張っているわけですから、まあ、よしなに……ということで・笑。

またウェブの見え方とか確認したいってのもあると思いますけれど、デフォルトのホーム画面でも、大抵は、いろんなウィジェットがごっちゃり貼り付けてあって、そこには絵とか文字とか、様々なサイズのフォントで表示されているので、「機種ごとの見え方」みたいなフィーリングの部分だけは、自然と比較できちゃうんですね。

もちろん個別のアプリで確かめてみたいというのは人情ですけど、店頭では無理なことも多いのが実情でして、だからこそ、そのモデルの「本質」みたいなものを掴むのには「ホーム画面の左右スワイプだけ」みたいな超単純なものが、全体の傾向を暗示しているかも……ってことなんですね。暗示というか、象徴しているというか。

あとまったく眼中に無かったモデルもガンガン、スワイプしてみましょう。意外なものに出会える……なんていうのが理由ではなく、「経験値が増える」ことで、自然と「選択眼の精度」が上がると思うからです。だから眼中にあったモデルが、ますます魅力あるものに見えたり、さらに確信して購入を決断できるようになったり……となると思います。

どでしょ・笑。






「Xperia GX」について

.
あまりにGalaxy S3の鉄板度が高い。個人的には想定外。困った・笑。もちろん防水機能は除く。

そこで我慢できずにdocomoショップ。Xperia GXを確認したく。デモ機があれば望外であるが、無くてもモックは置いてあるだろう……と。

あった。モックが・笑。

もつ。軽い。けれど、置いてあるモックが黒(マットブラック)ばっかりだったのでズバリ、Xperia ブランドに期待している“華”みたいなものはあまり感じられない。

さらにワタクシの場合、左手にて「片手持ち」テスト。左手親指の画面に対する「リーチ感」を確かめる。そう、確かにモックなのですが、実動機のつもりでアイコンをタップしてみるのですね。

う~む。イマイチかも(あくまでも個人の意見ですぅ・笑)。

というのもやはり筺体のカタチそのものなのですね。Galaxy S3はもちろん、ぜひauのブースでHTC Jなどとも比較していただきたいのですが、筐体の四隅が丸く、かつ限りなく薄くデザインされていると、似たような筐体の横幅でも、親指のリーチ感はめちゃくちゃ向上するからです。

わたしの手のサイズは日本人離れしているの~という方はご自由に・笑。フツーの日本人、それも女性となれば尚更でしょうし、片手持ちでどれだけいけるか?は、特に、4.3~4.8インチ画面を謳うモデルでは、使ってゆくうちに「大きな差」となるはずです。

Xperia GXはちょっとGalaxy Nexusっぽく、筺体四隅に厚みを持たせてあって、かつ背面が大きく弧を描いているのが特徴です。フツーにもつというだけなら、こういうアイデアもありでしょう。カッコイイですしね。個性的というか。まあそのあたりを狙ったのだと思いますが、実際の使い勝手となると個人的には疑問符がつきますね。

逆にXperia GX眺めてから、Galaxy S3のカタチを眺めると、薄ら長くて、ノペッと薄くて、四隅のエッジ感は排除されていので、画面の大きさ除けば、特徴は薄いかもしれませんね。人によっては格好悪いと感じる可能性さえ……。

でも「本質的な使い勝手」みたいな部分を最重視したカタチと捉えるべきだと思います。

ボクが注目している人の中に週アスのダークサイドを担当するACCNオッペンハイマーがいるのですが、氏が輸入したGSM版Galaxy S3へとサクっと、シフトして、当時は「?」だったんですけれど、やはりそういうことなんだろうな……と思うわけです。

やはり今のベストをプロの目で選択した、ということか、と。もちろんダークサイド担当ですから、docomo版は買わないわけですが・笑。

ただし庶民のワタクシとしましては、こういう選択肢も浮上しました。

今もっているGalaxy Nexusは3Gですから、docomoの3GとXiの2台プランとして、新たにGalaxy S3をゲットしちゃうという手です。なにせジジイですから、10年ご愛顧割引も適用されちゃう・笑。通話はNexus、S3はデータ通信専用機にしちゃうというテですね・笑。

まあそれもあり。

↑ いや、それはなし、だった……。あくまでもタブレットとガラケーとの組み合わせに限るプランってことらしい。docomoの販売スタッフによって言うこと違うしぃ。でも、あくまでもタブレットとガラケーの組み合わせに限る、ってのが正論みたい。トホっ。お騒がせしました……嗚呼。

さんざdocomo批判を繰り返したあげく、舌の根も乾かぬうちに、どっぷりdocomoな糞爺……という方向性です・笑

↑ docomoを一瞬でも良心的~と思ったボクが馬鹿でした。トホっ

が、それした場合どうなるかと未来予想すれば、きっとGalaxy Nexusぶっ壊れてもいいやってことで、間違いなくroot化してAndroid 4.1を入れちゃうでしょう。既に日本語環境はかなりのレベルで整っているようですし。

するととってもNexusが魅力的になって、S3を購入したことを後悔するとか……・笑。

でもやっぱりGalaxy S3、いいな~・笑






2012年7月5日木曜日

続々「Galaxy S3」について

.
というわけで、ガンいぢり二日目な「Galaxy S3」。

まず「電池問題」。解説しよう・笑。

これは、スマホだから電池がガンガン減るっーのが本質ではなく、「Xiエリアが不完備なので、3Gと行ったり来たりで電池ダダ減り」という、あくまでも本質はdocomo問題なのでありました。

ので、極端な例は、「ただ置いてあるだけでも、ガンガン減る」というもの。

さて、手元にあるGalaxy S3の場合、現状ではまったく問題ないレベル。

特に問題視するほどの電池の減りっぷりではないということ。ビツクシ。またイザ使うとなっても速度も安定して出ていて、十分に「Xiらしさ」というかLTEのメリットを享受できるのでありました。

もちろんエリアの違い、移動距離やスピードの違いによって印象は極端に変化すると予想しますが、手元にあるモデルを通して感じた印象は、「やるでないのdocomo & Samsung」であります。

そうそう、昨日はアプリをダウンロードしまくりましたが、ガラスマで散見される「発熱問題」なども、ちーとも感じられませんでしたっけ。

また今回はふたつのUI。ドコモのパレットUIとSamsungのUIを比較してみた。

ドコモのそれは、やはり、2.x時代の「小さな画面」との整合性を引きずっている。それはドックに収められたアイコンが4つだけ……ってのにも象徴されている。かたやサムスンのそれは、体感的にもスピーディ。ズバリ、本来のものと感じられた。

どちらが偉いというよりは、平気な人は最初っからSamsungメイドを。パレットUIに慣れている人は、まずはそちらを使って、たまにSamsungメイドを試しつつ、徐々にSamsungメイドに移行してゆけば……という印象でしたね。まあ、ふたつの選択肢、ここは「親切」ととりましょう・笑。

もうひとつ確認したのは「クローム」。Android4.1が発表され、それまでの「Chrome Beta」のBetaが取れて「Chrome」という本ちゃんとなりました。まあ、Android4時代の象徴とも言えるアプリでありましょうぞ。

冒頭の写真は「日経」のトップページを表示したもの。まっ、こんな感じ。Galaxy Nexusのものは文字サイズの設定をちょっと上げているので、表示が異なる印象ですが、実際は、ほとんど同じ。S3の表示画面がちとデカイのが大きな違い。

ただし、Nexusの右上をご覧ください。「設定」ボタンが画面内に配置されています。かたやS3はナイ。S3の場合は、左下タッチセンサーの固定な「設定」を押せば、すなわちこれ「クロームの設定」となります。

ズバリ。左手片手持ちの場合、使いやすいのは「S3」。Nexusは右上の片隅まで指とか伸ばしたり、右手使う必要が出てきてしまう。

フリップボードとかも同様。じつは先日アプデされて「設定」の位置が右上へと変更なったばかり。以前は右下にあったので、「なんで~」と思っていたのでした。

ハッキリ言いましょう。NexusのUIはとっても良いと思っているのですが、どうもアプリベンダーも含めて、世の中は、左下固定な「設定」キーな配列で動いているようです。トホホ。

特にGoogle謹製アプリ、Google+ とか、GoogleReader とか、右上「設定」なんだよな……

じつは、Galaxy Nexusの場合はホームボタン等が液晶表示なので、この部分に「設定」をアプリレベルで配置できるんですよ。それをGoogle謹製アプリがやっていないのよ。

Nexus7だって、Galaxy Nexus同様のソフトキー大前提なのに……。

でもでも、ツイッターのアプリとか、それちゃんとやっているんですよ。えらいぞツイッター。

Googleって結構、バラバラなんだよな……意外と。トホっ。お願いしますよ~。

で。Galaxy S3 ガンいじり二日目もその「鉄板」な印象は揺るがず。いや逆に上がっちった……かも。

しかも筐体のデザインも含めて片手操作にはソートーに留意しているのも再確認できた。

ぜひぜひ、明らかにXiエリア圏外にもかかわらず勇躍S3をご購入された方の、電池消耗具合をお伺いしたいものですね。

かしこ。






2012年7月4日水曜日

続「Galaxy S3」について


そこそこ東京な駅から30秒みたいな場所・笑。

そこで「Galaxy S3」をイジりまくってみました。

まず懸案の「Xiゆえの電池タダ減り問題」について。これは意外にそんなにヒドくなかったという印象。実験個体は、ほとんど新規アプリを働かせていない状態…というのも大きいのですが、それでも8時間程度放置プレイしていた状態で電池は約80%も残っていた。

もちろんガラケーの感覚からすれば「何もしていないのに二割も~」となるでしょうが。

その後に、バッキンバッキンに新規アプリをダウンロードして、グリングリンに動作させてみたのですが、もちろん一気に減ってゆくわけですが、それほどでもないなぁ……みたいな印象。

アプリ「スピードテスト」をダウンロードして、回線スピードを測ってみました。もちろんS3の画面上隅には「LTE」の文字が煌めいています。

印象はそこそこ速い。EM(イーモバイル)の(ポケット)WiFiほどには速くはありませんでしたが、夕方の比較的混みあう時間帯でコレってなかなか。回線もずっと安定しているぞ、と。

ということで、やはり回線が安定していれば「Xi」、おk。やっぱり、技術の進化ですねぇ。ただし、地域による違いがまったく見えないし、移動しまくるとどうなるかもまったく見えない。ひとまずの結果に安閑としてはいられませぬ・笑。しかも個体はまっさらに近いものだったしな……。プリインストアプリでさえ、まともにセットアップしていない状態。やはり見えぬ・笑。

あとGalaxy Nexusと比較してどうか?ですが、どっちが速くてどっちが遅いってのもあまり実感できません。個人的には。もちろん各種ベンチテストをすれば(数字的な)違いは明確に出るのでしょうが。Nexusも4.0.4にアップデートして間違いなく、チューニングは進んでいるので、UIの操作性とか表示のスピードとか、遜色ないんですよね。たとえばS3イヂってから、Nexusイヂって「もうやだこれぇぇぇ……」とは絶対にならないと思います。

でも絶対に差は存在しているので、潜在意識はその差を感じ取っている・笑。ビミョーなレスポンススピードとか。きっと・笑。

ほとんど筺体のサイズは変わらない。でも、特に片手持ちの操作性に強く配慮した形状はS3の勝ち。また普段の「実行画面サイズ」は、縦に1センチは違うので、やはり並べて操作していると、Nexusのほうが狭苦しく感じてきてしまう。S3の固定ホームキーやタッチセンサーキーの配置も、誤動作を防ぐ工夫がしてあって、実用性も高い、と。

SamsungならではのAndroid2.xからの買い替えを深く配慮したUI(ランチャー部分)は、やはりなんか無理して、ややこしくしている印象だったりして、「Pure Google」でどこが悪いの?とは思うのですけれど、やっぱり少なくない時間S3をイヂくっていると、「あー、こっちのほうが間違いなく新しい。いいわぁ」と思い始める自分が怖かったっす・笑。

あとクロームとかS3で試してみて感じたのは、さすがにAndroidで圧倒的トップシェアだけあって、Googleでさえ、アプリ開発側は「Galaxy series」の操作性に配慮しているのだな、ということ。つまり大画面にプラスして、メカニカル・ホームキーの左側にタッチセンサー式の「設定」キーの配置という、Galaxy様式に関して。

まあこれは従来の2.x系を使っている人がAndroid4.0へOTAした時の配慮でもあるわけですが。

とはいえ、です。昨日docomoは昨年春夏モデルの「S2」の4.0へのOTAを開始しましたよね。でも、速攻で配布中止した。どうもSamsung純正キーボード以外のIME使うと上手く動かなくなるらしい。ATOKに変える人、あるいはGoogle日本語入力にする人、特に珍しくはないわけですしぃ。

これって、基本的にアプリの問題ぢゃないの? とは思ったりするのですがぁ。でも、配布中止しちゃうのか……みたいな。

思い切って、二万五千円前後で流通しているらしい新品白ロムの「Galaxy Nexus」に投資すれば、確かにワンセグもお財布ケータイも使えませんけどぅ、何かとストレス減るんぢゃないのかな~、これってダミな線かな~とか思ったりもします。

まあSamsungにはSamsungの、他にもやたらめったらスマホのバリエーション出しているがゆえの、トップメーカーとしての流儀というか、都合みたいなものがあるのだな、と。当然です。買い替えの抵抗感低くするとか、SamsungのUIに慣れさせて他に移りにくくさせるとか、Samsungも独自のサービスを設けているので、それらの誘導に配慮するとか、当然なのですが。

たとえば「HTC J」なんかと比較すると分かりやすい。HTC Jのほうが圧倒的に4.0ライク(Nexusライク)。けど、再び追い上げる側に回っているHTCだからこそ、変化を前面に出せた、とも言えると思うのですね。

結論。Galxy S3 、鉄板に極めて近し、であります。

ps.Galaxy S3には、ドコモ謹製UIとサムスン謹製UIのふたつが入っているのですね~。なるへそ。






2012年7月3日火曜日

「レンタルビデオ屋」について

.
かつて、VHSがずらり並んでいる店舗内を眺めつつ、「あー、この風景も、一気にDVDに切り替わってゆくのだろうな」とオヂさんは思いましたっけ。

もちろん物理的にもDVDのほうが置く枚数増やせるし、デジタル・リマスターという技術をもって、マイナーすぎて店頭には置かれなかった古い作品もかなり増えた。これは良いこと。

が、近所のTSUTAYAはついにオールウェイズ旧作100円となった。新作4枚借りてもたったの1000円ポッキリにもなった。かなり以前からゲオは旧作100円だったけれど、ここにきてのツタヤの値下げは凄いぞ、と。

で、久しぶりにレンタルしてみた。「ミッションインポッシブル」の最新作と、リメイクされた劇場版「電人ザボーガー」。ミッション~は、きっと劇場で見ていたら途中で出ていたと思う。残念っ。でもって次に電人~を観てみたのですが、想像以上にクォリティ管理がしっかりしていて驚かされた。

ともあれ……です。

で、Google Playなんかでも新作の配信は積極的でして、たとえば「ドラゴン・タトゥーの女」なんかは400円ですね。

リアル店舗よりいまやお高い。

けど、圧倒的に便利でありまして、それこそ「Nexus Q」なくたって、HDMI端子繋げば、大画面でも一発なわけですしねぇ。今や……。

団塊の世代の懐かし御殿のような代官山のツタヤ新店舗は、まあアナログの塊みたいな演出なわけですけれど、フツーの街のツタヤとかどうなってゆくのでしょうか。

基本的には「無くなるのでは?」と予想いたします。

この前、ツタヤはヤフーと共同で新会社立ち上げたけど、あれなんかもTポイント・カードの莫大な個人データがキモであって、次の時代を見越した動きのような気が致します。

それとは別に今度楽天が導入する「kobo Touch」。なんかイケてる予感……。読むのはやはりモノクロのほうが良い。しかも軽いし。しかも安いし。漫画、新書、文庫とか、ソートーな書籍のタイプをカバーできちゃいますよね。

街の風景は急激に変わるだろうな……と思う、昨今です。






2012年7月2日月曜日

「雨っす」について

.
昨日のエントリーがアプリ「話題なう」。そして本日が「雨っす」。なんとなくアプリ名に日本人としてのプライドを感じてしまう昨今ですぅ。皆様、いかがお過ごしでしょうか・笑。

さて、「雨っす」、地図情報の上にリアルタイムな降雨情報を載せたもの。降雨情報をカバーしているのは関東のみでございます。

お天気情報アプリに関しては、ずっと「ピンポイント天気予報」を利用させていただいておりましたが、これにくわえ、昨今「雨っす」の利用頻度が高まっております。

もちろん現在は梅雨ですからね。尚更。また今年は、ずーっと雨というよりも中途半端に降ったり止んだりみたいなこと、多くないでしょうか? そんな時こそ、「雨っす」の出番でございます。

「確かに今、降っているけど、この雰囲気だとそろそろ止むな」とか、「きっと、傘いらないや……」とか、かなり精度高く予測できるからです。

またやはり降雨というのが、地形に大きく影響を受けていることが分かります。たとえばビツクシしたのが、アクアライン沿いに雨が降っている光景とか。丘陵とか、川とか、幹線道路とか、やはり天候に深く影響しているようです。

きっとこれからも重用するだろう「雨っす」なのでありました。



2012年7月1日日曜日

「話題なう」について

.
このあいだ開催された夏のソフトバンク株主総会の中で、孫氏が「これからのヤフーは、“スマホ・ファースト”でサービスを行なってゆく」と宣言しましたね。

たとえばSiriみたいな、ヤフー製「音声案内アプリ」なんかも一例でしょう。ただこれに関しては個人的には試した後にアンインストール済み。「しゃべってコンシェル Ver.2.0」も同様なのですが……。今のところ元祖なSiriも含め、なかなか「スマホのAI化」は難易度高そう。

でもでも、今度出たAndroid4.1用のヤツはソートーに凄そう。docomoさん、早く、Galaxy NexusのAndroid4.1のOTA、よろしくおねがいしますねっ。あとGoogle Japan様、「Google Now」の日本語化もね。

ということで………「話題なう」。

ヤフーが提供する新アプリですね。これも「スマホ・ファースト」の掛け声と共に登場したものでしょう。ちょっと、ヤフー・ジャパンの動きも面白くなって来ましたよ。で、これ、ツイッターが公開しているデータをもとに、5分ごとに上位50位のツイット表題を羅列するというもの。リンクもしっかりしていて、かなり使えます。

最初のうちはランキング眺めていて、「なんだかんだいって、情報空間はテレビの地上波に支配されているな……」と、チョビっと捨てようかと思ったこともあったのですが、細かくチェックしていると、やはり侮れないものがあると感じております。いや、かなり、ですね。

たとえば先週末の国会議事堂前のデモなども、いかにツイッターが影響力を行使しているのか、実感するには最適のメディアとなりました。「話題なう」&「スマホ」の組み合わせというニューメディア(死語?・笑)によってです。

また、平日の朝とか「話題なう」を眺めていて感じるのは電車のトラブルの多さ。個人的には定時の通勤はしていないので、これだけ電車が止まっているのか……と。切実に過ぎます。

他にも、ここのところ写真共有アプリである「インスタグラム」の調子が悪かったですよね。同社CEOはインタビューでシステムダウンだけは絶対に避けると明言していただけに「???」だったわけです。フェイスブックに買収されて資金面でも盤石なわけですし。

ナゾは「話題なう」で解けました。インスタグラムは、アマゾンのサーバを使っているので、ウェストバージニアの落雷で、アマゾンのデータセンターが停電して……だったのですねっ。

「話題なう」。かなりお気に入りアプリとなっちょります。