2012年9月26日水曜日

続「Nexus 7」について


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そっか、エリック・シュミット会長まで来日してたんか。

やるね、Google。

この喧しいタイミングでちゃんと日本にも来てるっていうところが、Google、ポイントアップでしょうか・笑。

で、iPhone5購入した人、もちろん世界中の人への衝撃コメント。日本から世界へ。

「あ、iOS6用のGoogle Maps? なんもしとらへんよ」。

サイコー! 笑。

面白くなってきたぜー!、って意味でね・笑。

まあ、それはともかくぅ、です。

基調講演の中でシュミット会長はこう述べた。

「今はサード・ステージに到達した世界なんだよ」と。

First Stage
アナログワールド、メカニカルワールドともいふ。

Second Stage
メカで補えない複雑な機能をデジタルで補完する世界。

Third Stage
価値のほとんどがクラウドの中にある物理的制約を超えた世界。

まっ、よく言われていることでありますが……。

だから今回のiPhone5は、その世界の変化をよく象徴していると思う。

まずみんなが騒いだのが「テザリングの有無」だよね。

でしょ?

これiPhone5そのもののオハナシではないよね、基本的に。

Xiではとっくの昔からテザリング可能。iPhoneだって、4Sの時代から世界の95%の国では最初からテザリングが可能となっていた。iPhone5だからっていうオハナシではないということ。

つまり、iPhone5とは本質的には関係ない話で超盛り上がったというわけさ。

どう繋がるか、どう端末を連携させるかってなオハナシ。

次に盛り上がったのがKDDIとSBMの具体的な「契約プラン」のオハナシもあるにしろ、やはり焦点となったのは「どちらのLTEがリッチなのか?」ってオハナシですよね? 間違っているかな。

これはクラウドサービスと端末とをどう繋ぐかのオハナシ。これも本質的には、iPhone5のオハナシではないのだ。

そして次は「餃子の王将 駅」だよね。人智の想像を越えるメルヘンな展開に腰を抜かした。ガキの頃、「子供の国駅」とか初めて聞いた時とか、「幸福駅」が盛り上がった時とかと似ている・笑。駅を降りると、そこには焼き餃子とニラレバ炒めの香ばしくも芳醇な香りが街全体を包んでいた……とかさ・爆。この吟詩、アメリカ人にはわかるまい・笑。

これってクラウド側のオハナシですよね。ちなみに……。

で、だ。

iPhone5は実際に触れてみた。超クールなハードウェアなことは認める。もともとApple製品ばっかり買ってきたし、デザインってとっても大切だと思うし、特にスマホなんて常に身近にあるものは、可能な限り自分がカッチョイイと思う“自己満”を満たしてくれるものであって欲しいと切に願う。

でねでね。

パッと見は、まったくもってiPhone5と同じものが目の前にあったとしよう。

ただし、メカニカルなホームボタンは存在せず、ややモニタ画面は拡大されているよう。

起動。

すると、あの憎きAndroid4.1がアクティベートするではないですか。Xっ!

で、画面左上を眺めれば「KDDI LTE」って入っている。

で、なんと800GHzと1.5GHzのプラチナも擁したデュアルバンドLTEとな。

そこでスピードテストしてみれば、なんかどこ行っても常時10Mbps以上で繋がっている……。

これ、今の技術で実現可能ですけど。 

ボクはこっち選びますが、それがなにか?・笑

まあきっと今、超・過渡期なんで仕方ないですけどね。

あとシュミット会長の講演で印象的だったのが、「日本人のスマホを介してのクラウド接触頻度が世界トップ」という事実。

デジタル革命ってよく言うけれど、これは世界全体で同時並列的に起こるものではない、と個人的には考えています。

デジタル革命は物理的に制約されない……とはいっても、端末にしろ、ネットワーク・インフラにしろ“物質”そのものですからね。また、その普及のためには資本力も必要です。

そして、ある程度のネットリテラシーをもつボリュームある人口が起爆には必要となるはずです。

韓国とか台湾なのかなー、とか思っていたのですが、これは決して昨今燃え上がる“ウヨな世相”とは関係なく、やっぱり日本なんだろーな、と。

起爆地点、震源地って意味でですね。

そしてGoogleも贔屓目でなく、データでそれを予感していると思いますね。

なのでとても大切なんです、日本は。

今朝のモーソーは以上っ。


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