2012年4月26日木曜日

続「Googleドライブ」について


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昨日、「アイコンのデザインが変わっただけ」の実質=「Google ドキュメント」を久しぶりにイヂって感じたのは……大丈夫、Googleさん? であった。基本的にはDropboxと比較して、UIとかの洗練ぶりとか、機能とかてんでダメダメなのである。

ぶっちゃけ、こんなダメなAppは他で感じたこと無かっただけに、「AKB48がハンバーガーを食べています」的なGoogle+の有様も思い出しつつ、orz…。

特にワタクシの端末はGalaxy Nexus 。これにGoogle謹製サービス「ドキュメント」との組み合わせは、Google社員の方々が、日々接している率が最も高いはずなのでは?……、と。こんなんで彼らは納得しているのかヨ?と信じられないキモチでイッパイだったのでした。

しかし、です。

本日、朝、ワタクシのGalaxy Nexusのみならず、PC環境のほうへも「対応しましたよ」のメール by Google が……。よっしゃ、PCもNexusも「Google ドライブ」、一気インストールぢゃい~。

結論ですか? 

「あー、Google社員の方々は、Googleドライブのプロトタイプをずっとイヂっていたのだな~」ということです。当たり前ですが……。だから「とりあえずのパンピー向けのNexus&ドキュメントの組み合わせ」なんぞ、てんでイカしてなくても関係なかったのだな、と・笑

マジでホっとしました。とはいえ放置レベルは高すぎとは感じていましたけど……・笑。(でもゆえにGoogleDrive来るんだろうナとはその放置ぶりに予感はありましたけど…)。

で、まず思うのは、「価格」ですね。

基本的にはストレージサービスですから、容量に比例しての、まずは価格。GoogleDriveまずは5ギガまで無料ですね。また100GBクラスで比較すれば「半額」。Dropboxなんて、Amazonのレンタルサーバ使っているわけで、う~んという感じでしょう。価格破壊はDropboxとかEvernoteの「新興勢」にはかなり堪えるだろうな、と。

まずこれが「基礎の基礎」。

ここに各種サービスの質が加わるわけですけれど、それこそGoogle様の場合、GmailとかPicasaとか他のクラウドサービスもかなり実力派ですし(特にGmailは寡占?)、各種アプリケーションへの対応とか、OCRで画像データも検索できるとかの「検索能力」とか。

しかもこの「GoogleDrive」、各種ウェブブラウザーへの対応はもちろん、各種OSにもそれそれ専用アプリを用意している、と。一大プロジェクトですよね、これ。ちなみにAndroid2.x系とNexusの4.x系とではスマホ画面のUIもかなり違ってたりするこだわりぶり。


↑ Android 4.0.2

で、ここでちょっと気になるのは「iOSには未対応」という部分。Googleは近くに対応するとは言っているけれど……。

まずPad系。この世界ではiPadが実質デファクトスタンダード。Android負け=Google負け。ただし、なのです。近く7インチクラスでGoogleはリファレンスモデルを出す予定。

そしてiPhone。アップルの絶頂の株価を支えている主役。とはいえ、Androidスマホの絶対数と比べれば、まあGoogle負けとは言えない。が、今度出るiPhone5。きっと画面は大きくなる。さすれば、必ずやiOSは画面サイズに対応すべく大幅なアップデートは必須。その中身をGoogleは知るよしもなく……。5の発売は秋ではなく、6月11日から始まる「WWDC」ではとまで言われている。Googleとしては慌てる必要もない、と。

またGoogleは、ガミラス星雲のごとくプロテクトの強いFacebookやiPhoneのアプリ群及びiTune(及びiCloud)の世界を露骨に嫌っている。オープンではない、との理由で……。

つまり…… なんだかんだ言いながらiOSへのGoogleDrive対応を(わざと)遅らせる理由はズラズラズラ~っと揃い踏みなのでありますな。もちろん世に中にはDropboxもあれば、Evernoteもある、しかもしかもiCloudあるんだから、別にGoogle内の貴重なリソース使ってiOSに対応しなくたって、別に義理はないわけですしね。もちろん対応するだろうけれど、きっとタイミングは慎重に図っていると予想いたしますぅ。



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