2012年3月28日水曜日

「原田泳幸」氏について


2004年当時のマクドの国内ブランド力は、
80位とかその位にまで低迷。
が、現在では、5位くらいまで復活しているらしい。

で、外食産業は、クルマとか家電みたいな

「補助金(税金)」みたいな制度もないわけだし、
↑ 官僚機構が健全なるマーケットを歪める……。
基本的には「ガチ資本主義」の渦中にある企業と申せましょう。

 日本一の外食産業だし、つまり利用者も多いし、スタッフも多いし、
日本全国一等地のテナント料の相場を支えている面もあるし、
冷静にみて日本に対する影響力は絶大。

個人的には
アイスコーヒーしか飲まぬ輩とはいえ、
興味の有る無しは、まったくもって別ということです。笑

で、思うわけです。

ガチ資本主義、ガチ民生ビジネスだからこそ、
これぞ「一歩先の我が国」なのかも、と。

しかも顧客は幼児からご高齢者まで激・幅広い。

ご存命ならばAround90歳くらいの、
カリスマ経営者、ワンマン経営者の手腕によって、
戦後、急拡大急成長した大企業、
これはマクドだけのオハナシではないわけですね。

ただし時代が変化してカリスマの神通力が

通用しなくなったのが今の日本と仮定します。

政治、官僚なども同様でしょう。迷走します。

かたや、昭和OS には安心感ありますね。
いつか見た触れたものですから。


多数派はやはり安心とか安定を求めるものです。
ファッション、クルマ、映画……
ノスタルジーなマーケットも増えているよう、感じられます。
アナログ時代への郷愁とも申せましょうか。


もちろん村上龍的な表現を借りれば、
既得権益勢力そのもの……などとも申せましょうか。

あ、ちなみに「女性性」も基本的には変化を嫌いがちです。

で、グローバルに眺めれば、
ソ連崩壊以降、加速度的に資本主義OSの中での
共産主義的OS、社会主義的OS がボトルネックになっているよう感じられつつ、

またそれが徐々に淘汰されて行っているよう感じられるのです。

cf.国家公務員が人口の六割を超えるという……ギリシアの存在とか。

ただし、なのです。



たとえばAKB48のファン。
久しぶりの埼玉スーパーアリーナでの公演。


見たいですよね。

ファンであるならば……

大画面TVも安い。
8000円くらいの「Apple TV」繋げましょうか。
そこに、
PCでもいいですし、
iPadでもいいし、
NexusとHDMI接続コードだけでもソートーなHD環境が作れるはずです。

結果、金曜夜のスーパーゴールデンタイムを
AKB連合とGoogle様が占領できちゃったわけです。

これはもちろん「ボクはAKBのファンではないからカンケーないしぃ」
という類のオハナシではございません。

いや、関係ないと思っていても絶対にどこかでカンケーしている……

どれだけの人がアクセスしたのか、
どけだけの人の時間を独占したのか、というオハナシですね。

民生用のテクノロジーが価格面も含めて進化すれば、

電波法改正とか待たなくても、ということでございます。

で、いろいろとWeb上の原田氏のインタビューを眺めているところ。

特に糸井重里氏とのものは、原田氏と同じ年ということだけあって、
なかなかに柔らかく興味ぶかいものとなっています。

糸井氏の「ほぼ日」内には……

2008年のもの。
2004年のもの。
そしてアップル時代の2000年のもの、とかありますね。

もちろん他にも日経系とかいろいろとインタビューあり、です。

まあ原田氏は結構転職しているほうですけど、
自らの意思でヤメたのはYHP(横川ヒューレット・パッカード)だけと語っているし、
2008年の時点では、「8年がひとつの節目」と言っているし、
Appleでいくら業績残してもAppleはJobsのものだし、
存命中だったなら尚更だし、
「特にPC業界は、今後、現地法人社長の意味があまりなくなってゆく」とも
感じていたらしいので……

↑ IT関連機器は商品そのものに地域性が強く求められなくなる、の意。


原田氏は「次」からのオファー受けているのでは?……と
そんな気がしてならない今日この頃でございますぅ。



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