2011年12月26日月曜日

「へうげもの」について

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途中まで読んでいたのですが、
なんか続きを読まなくなって、放置していたのが
漫画の「へうげもの」。

先日の宴会で この話になって、
そうだ、続きを読んでみよう となったのでした。

ツタヤで初めて漫画レンタルした……
一泊二日で一冊60円なのですね。

便利。

で、どこまで読んでたっけと七巻あたりから九巻まで
テキトーに 3冊借りたのだけれど、
七巻目で 既に 織田信長はいなくなっちゃっているから、後すぎたな・笑

でも九巻目が利休のクライマックスだったから調度良かった。

凄いなこの作品……。

秘伝書みたいに感じる内容。

あいかわらず秀吉はダサ・ジュアリーでいいね・笑

けど、秀吉、利休、織部の特別な心情の展開が凄い。

なんか昨今 話題になっているのが
「巨大な得たいの知れない何かが襲ってくる」みたいな漫画。
でも、そういうのって、アニメや特撮以前の、
それこそプロレス黄金期の時代から存在するメタファーですよね。

エヴァはそれらの集大成ですよね。

『GANZ』に関しては作画が最先端だからチェックしてますし、
アニメもチェックしたし、
それこそ映画も頑張りましたよねー。
ストーリーというよりは、ビジュアル表現に対する関心かな。

織部にしろ、利休にしろ、秀吉にしろ、
それこそ信長にしろ、
みんな明日をも知れぬという切羽詰った状況は、変わらない。

数奇ること自体、命がけ。

もちろんそれぞれの個性によって数奇る手段はいろいろあっていい。

で、なんで作者が織部を主人公にしたのかといえば、
実際の作風からも伺えることだけど、
「笑い」がそこにあるからでしょう。

とにかく、再び読みはじめた「へうげもの」。

やっぱりヒントはここに濃いーと感じています。


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